新コロナウィルスが世界中で騒がれていますが、インドでは、暴動が発生
23人が犠牲となりました。
いったい何が、暴動のきっかけとなったのか?
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目次
ヒンズー vs イスラム
デリーは暴動で3日連続して暴動が、続いていて、イスラム教徒の家や商店が暴徒に狙われていると報道されています。
モスクが壊されている。
デリー北東部のムジプル、ムスタファバード、ジャフラバード、シブビハールなどのイスラム教徒が多数派の地域に集中して暴動が起きています。
Why Delhi violence has echoes of the Gujarat riots https://t.co/sAUYxhLFNP
— Nicola Careem (@NicolaCareem) February 26, 2020
Twitterで惨状が報告されています。
Muslim residents from Mustafabad in north east Delhi leave the area carrying their belongings with them. #DelhiViolence #DelhiRiots pic.twitter.com/Bocj3Fmn19
— Nicola Careem (@NicolaCareem) February 26, 2020
街から対比するイスラム教徒が増えています。
その原因は?
インドで近隣3カ国からの不法移民に市民権を与える「インド市民権改正法(CAA)」が施行
その市民権は、イスラム教徒は対象外で、差別的だとする抗議行動が各地で続いている。
CAAは、インドに不法に入国したヒンドゥー教、シーク教、仏教、ジャイナ教、パールシー教、キリスト教の各教徒について、イスラム教徒が多数を占めるパキスタン、バングラデシュ、アフガニスタンのいずれかの出身だと証明できれば、インドの市民権を申請できるとしている。
さらに、これまでは市民権申請には、11年間のインド国内での居住あるいは労働が条件だったが、6年間に短縮された。
一方で、インド出身で外国の市民権を持つ人に無期限の居住や労働を認める、海外インド市民権(OCI)保持者は、重犯罪あるいは軽犯罪、または法律に違反した場合、OCI資格を失う可能性があるとしている。
BBC NEWS JAPANより
詳しくは、以前のブログで書いたので参考にしてください。
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インドの憲法改正が揉めている。市民権修正法(CAA)
【12月10日 AFP】インド下院は10日未明、同国で少数派とされる宗教を信仰する近隣諸国出身者のうちイスラム教徒以外に市民権を付与する法案を可決した。物議を醸している同法案をめぐっては議会で激しい論 ...
イギリスからの独立を指導したガンディーは敬虔なヒンドゥー教徒であったが、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の融和を唱えたため、1948年に狂信的なヒンドゥー主義者によって暗殺された[。
イギリスからの独立直後から現在まで、カシュミール地方の帰属をめぐって1947年から1971年までの間に3回に及ぶ印パ戦争が起こるなど、インドとパキスタンの険悪な状態は続いている。またインド国内でのイスラム過激派によるテロや、ヒンドゥー至上主義者による暴動やテロ、他宗派への嫌がらせなどが頻発している。
ウィキペディアより
はぼぞうの一言
これまでもインドでは、ヒンズー教とイスラム教の間で衝突が起きている。
このような暴動が起きている中で、トランプ大統領が訪問したわけですが、収まる気配もない。
日本でも宗教に関わる虐殺などがあったわけで、他人事ではないのですが、今の日本は、無宗教化というより TPOによって切り分けるなんてことが日常で起きている。
日本人以外の多くの国は、??? なんだろうけれど、共存共栄していることに 不思議とも感じない。
一方世界のあちこちで宗教に関する争いが起きている。
宗教は、人々の心にやすらぎを与えるものではなかったのか?
憎しみの連鎖は止まらない。
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