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イーロン・マスクのテスラ・ロードスター打ち上げロケットが小惑星と間違えられる

025年1月2日にマサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード・スミソニアン天体物理学センターの小惑星センター(MPC)が新たに小惑星を発見し、「2018 CN41」と名付けたのですが・・・

実は、「イーロン・マスクのテスラ・ロードスター」だった。

Gigazineより

発見された小惑星がイーロン・マスクのテスラ・ロードスターだったことが判明して登録取り消しに

2025年01月28日

2025年1月2日にマサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード・スミソニアン天体物理学センターの小惑星センター(MPC)が新たに小惑星を発見し、「2018 CN41」と名付けたことを発表しました。この小惑星は地球から15万マイル(約24万km)以内に軌道を持つ地球近傍天体(NEO)であるとされていましたが、発表後に小惑星ではなく車だったことが判明し、登録が取り消されたことがわかりました。

MPEC 2025-A49 : EDITORIAL NOTICE: DELETION OF 2018 CN41
https://minorplanetcenter.net/mpec/K25/K25A49.html

An asteroid got deleted because it was actually Elon Musk’s Tesla Roadster
https://www.astronomy.com/science/astronomers-just-deleted-an-asteroid-because-it-turned-out-to-be-elon-musks-tesla-roadster/

ハーバード・スミソニアン天体物理観測所小惑星センターは太陽系内の新しい小惑星や彗星、その他の小天体の観測や報告を行う機関です。今回発表された小惑星は、トルコのアマチュア天文家が自前で開発したソフトウェアを使って特定されたもので、世界中の天文台が公開している天体観測情報から小惑星や小天体を探す作業の中で発見されました。

天文家は観測結果に合う軌道を計算した結果、この天体の地球からの最小軌道交差距離が非常に小さいことが判明。これはつまり、地球の軌道に接近し、地球近傍天体になる可能性があることを示します。

天文家は予想外の発見に喜んで、この天体をMPCに報告。その結果、この報告内容が受け入れられ、小惑星として認められることとなりました。

しかし、天文家はMPCの公式サイトで3Dで描かれた軌道を見て、疑問を抱き始めたとのこと。天文家によれば、発見した天体の軌道はホーマン遷移軌道を使って火星に向かう宇宙船の軌道に似ていることに気付いたそうで、地球に最も接近する日と火星に最も接近する日を調べ、それらが既知の惑星間ミッションと関連付けられるかどうかを確認したとのこと。

その結果、天文家は自分が発見した天体が2018年2月にフロリダ州のケネディセンターから打ち上げられたFalcon Heavyの1段目だったことに気付きました。


火星を目指すオープンカーというSF世界を実現したSpaceXの超大型ロケット「Falcon Heavy」打ち上げ成功 - GIGAZINE

このFalcon Heavyには、チェリーレッドのテスラ・ロードスターが乗っていました。このテスラ・ロードスターはSpaceXとテスラのCEOであるイーロン・マスク氏の所有車で、「スターマン」と呼ばれる宇宙服を着た人形が座らされていました。スターマンの乗ったテスラ・ロードスターはそのまま火星に到達する予定でしたが、再点火で予想以上に加速してしまった影響でスピードが出過ぎてしまい、火星の軌道を通り越して小惑星帯に到達してしまいました。

SpaceXのロケットで宇宙を旅するスターマンは「スピード違反」で目的地の火星を通り過ぎてしまうことが判明 - GIGAZINE

続きはこちらから👇

発見された小惑星がイーロン・マスクのテスラ・ロードスターだったことが判明して登録取り消しに - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20250128-2018-cn41-tesla-roadstar/

宇宙には、たくさんのゴミが漂っているといいます。

見誤るのも仕方がないかも知れませんね。

 地球上空の宇宙空間に散乱している宇宙ゴミは、稼働中の人工衛星と同様に秒速約8km(時速約28800km)という速さで地球の周りを高速移動しています。
その大きさは、チリ程度のものから数mもある人工衛星まで、種類や軌道、大きさなどあらゆる面で千差万別です。
 こうした宇宙ゴミは地球の重力の影響を受けても地上に落ちないほどの超高速度で移動しているので、微細であってもその破壊力はすさまじく、直径が10cmほどあれば宇宙船は完全に破壊されてしまい、直径がわずか数mmでも場合によっては宇宙船の任務遂行能力を奪うといわれています。
このまま宇宙ゴミが増え続ければ、人工衛星の運行はもちろん、ロケット打ち上げを含め、人類が宇宙へ進出する為の事業を続けていくことが難しくなるため、アメリカのNASAを中心に世界中で様々な取り組みがなされています。

続きはこちらから👇

宇宙ゴミってな~に?
https://www.eco-word.jp/html/05_haikibutu/ha-07.html

小惑星

ところで小惑星ってなんだろう?

小惑星(しょうわくせい、独: 英: Asteroid)は、太陽系小天体のうち、星像に拡散成分がないものの総称。 拡散成分(コマやそこから流出した尾)があるものは彗星と呼ばれる。 小惑星帯 小惑星は主として火星軌道と木星軌道の中間に分布する。

小惑星:ウィキペディア

これをみると 地球の周回軌道では、ないんですね

 

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  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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