突然、騒然としているホームがさらに騒がしくなった。
列車が到着するのだろうか?
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鉄格子のある列車
茶色いディーゼル機関車が見えてくる。
日本の列車と比べるとかなり大きい。
やがて客車が見えてくる。
窓には鉄格子、ドアが開けっ放し、人が客車からこぼれそうである
「どこに乗るんだろうか?」 不安は増してゆく
「あっちの客車にのります」 ラジャーン氏は、足早に進んで行く。
遅れないようにと人込みをかき分けて後をついて行く。
「この列車です」
ラジャーン氏が指差した客車は、鉄格子付きの列車でした。
「えぇ~~~~」 一同 落胆!!!
日本で見掛けるような、普通の特急列車を想像していた私たちを、嘲り笑うように列車は存在していた。
客車に乗り込む。
予想よりかなり大きい。
天井には扇風機が横3列、縦20列、隙間なく並んでいる。
どの扇風機も首を降らないタイプだ。まるで針ねずみのように天井が
扇風機で覆われている。
以下に客車の様子を示す
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@が扇風機です。窓は鉄格子
座席は、対面式ベンチシート。
ただし3人掛けで1つのボックスに6人座れる。
一応、我々のいる座席は指定席のようである。
「本当は冷房車両がくる予定だったのですが、冷房が故障したためにこのような車両になりました。冷房車両は窓が開かないため、急遽この車両になりました」
そう、本当は冷房完備の、日本の特急電車みたいなのが来るはずだったのに。
「トイレはインド式です」
ラジャーン氏の言葉に納得する。
冬とはいえ、暑いインドで密封されて列車に乗るのはつらい!
窓が開けば風が入ってくる。
これから約9時間の列車の旅のはじまりはじまり!
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【インドからミルクティ】 62杯目 インドの車窓から 飛び降りる物売り達
我々が乗った客車は、厨房がある車両のすぐ隣だった。 スポンサーリンク マハラジャの列車ではなかった 本当はスーパー・ハイクラス・マハラジャ列車?(^^; のはずなので、構成は変わっていないと思われる。 ...
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