16:30 AI306便エア・インディアは、ほぼ定時にムンバイ国際空港を飛び立った。
結局、時間どおりに移動したのは、成田の出国とインドからの出国の飛行機だけであった。
この飛行機は、ムンバイ~カルカッタ~バンコクと経由して成田に着く予定です。
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目次
怪しい集団
カルカッタまで約3時間、水平飛行に移る。
地上が見える。赤茶けた大地がどこまでも続いている。
すると機内に妙な団体が乗っていることに気づく
「大きな名札つけてるよ」
その集団は20才~30才ぐらいの男女で、全員が首に黄色いバンダナを巻いている。
しかも胸にはボール紙で作った名札をつけており、名札も半端な大きさではなく(名刺位の大きさ)、「愛知 山本」とマジックで書かれている。
格好だけではなく、異常にトイレに立つ回数が多い。
ちょっと数えただけでも25~28才ぐらいの女性は、ムンバイ~カルカッタ間で6回もトイレに向かっている。
彼女だけではなく、他のメンバーも同じようにトイレに行ってたりするので、他の乗客の大迷惑です。
しかもトイレに行くのにペットボトルを持っていたりしているので、余計怪しまれていた。
「そりゃ、確かにインドで下痢をするとしても、ちょっと多すぎるんじゃない?」
奥さんが言う。
元気な二人
「でも下痢しなかったね」
と私。
我々2人は、下痢どころか便秘気味で(^◇^;、旅の最初のころかなり苦しんでいた時期があった。
食事が慣れてくるにつれて快食快便になって、旅の後半は絶好調状態にあった。
そんな2人に、ツアーの面々は不思議そうな顔をしていた。
ツアーの人たちは、旅の後半はあまり食事をしていなかったが、それと反比例するように我々は、食べる食べる、ビールを飲む飲む、としっかりインド食文化を堪能していた。
最高の機内食とビール
機内食が出てきた。
「フィッシュ? ミート?」
サリーを着たフライトアテンダントのおばさん?が、我々のところに来た。
「フィッシュ」
と答えた
「おぉ これ辛いよ だいじょうぶ?」
と英語で話しかけてくる
「だいじょうぶ」
しかしフィッシュカレーは辛かった。
半端じゃない辛さ。でも旨い!!!
ツアーの人たちはあまり食が進まないなか、モリモリ食べる我々を不思議そうな顔で見ていた。
食後にビールがやって来る。
「2本ね」
と答えると、おばさん?は
「おぉ たくさんのむのね」
と答えて計4本置いて行こうとした。
「いや、2人で2本!」
あまりビールの売れ行きがよろしくないらしく、きっと余っているんだろうと思う。
そして、おばさんは
ホットなおつまみ
「ベリーベリー ホットよ」
と言いながら、おいしいおつまみをくれた。
それは「インドの車窓から(その四)」に登場した、「インド風ベビースターラーメン」でした。
やっぱり、インドのビールにはインドのおつまみが一番おいしい!!
このおつまみ、どこかで売っていないもんだろうか?
どなたか教えてくれませんか?
カルカッタに到着! 機内待機になった。
あいかわらず、怪しい名札の連中は、トイレを独占している。
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【インドからミルクティ】 最後の一杯 ポケットの中のインド
カルカッタに到着。 と言っても、降りることができないのであまり面白くない。 30分ぐらいで再び飛び立つ。今度こそ本当にインドとお別れだ。 次の着陸地は、バンコクである。 我々の旅はバンコク経由が多い。 ...
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