我々が乗った客車は、厨房がある車両のすぐ隣だった。
スポンサーリンク
マハラジャの列車ではなかった
本当はスーパー・ハイクラス・マハラジャ列車?(^^; のはずなので、構成は変わっていないと思われる。
席につくと「品のいいおじいさんが1人で乗っていた」 挨拶をすると流暢な英語で挨拶を返してくる。
「きっとハイクラスな人なのだろう」と勝手に解釈。
なかなか列車は発車しない! と思っていると、小学校5年生ぐらいの子供が、バケツにコーラを沢山入れて我々の横を通り過ぎる。
「こら こら(たぶんコーラと言っているのだろう)」
と大声で売り歩く。
彼をラジャーン氏が呼び止める。
「インド鉄道から少しお金が戻ってくるので、みなさん飲んで下さい」
コーラ売りの彼は、嬉しそうに我々の前で栓を抜いて行く。
いつも思うのだが、海外で缶ジュースにはお目にかかれない。
必ずビンである。
もっとも再利用の観点からすると、これほど便利なものはないのだが.....
缶飲料が溢れている日本とは大違い。
コーラ売りは、さすがにツアーの人数分のコーラを持っていないらしく、何回か厨房車両と行ったりきたりしている。
物売りは彼だけでは、ない
[amazonjs asin="B004Y9IZDC" locale="JP" title="コカ・コーラ ゼロ ペットボトル 500ml×24本"]
飛び降りる物売り
「ちゃぁぁぁい ちゃぁぁぁい ちゃぁぁぁい ちゃぁぁぁい」
と、独特の掛け声を叫びながら
「チャイ(インド風 ミルクティ)」
を売る少年。
彼が持っているのは 巨大な「やかん(小学校などにあるヤカン)」でした。
おかし売り、果物売り(新鮮でおいしそうだった)などなどが、次から次へとやってくる。
窓の外を見ると、本を屋台に乗せて売りにくる。
乞食も鉄格子越しに手を伸ばしてくる。
「品のいいインドのおじいさん」は、「まるで、ごく日常的なこと」のように小銭をあげていた。
インドの温かさのようなようなことを感じた。
そんなことよりなかなか列車が出発しない!
物売りの行列が通路にできている。
とすると、彼らがある程度商品を売らないと列車が出発しないのかなぁ~と勝手に想像する。
30分ぐらいしてから、いつのまにか列車は動き始めた。
「インドの列車はベルをならさないのですね」
ラジャーンさんの説明
「でも、今ここにいる物売りは、列車に乗って行くのかい?」
と思っていると
「おいおい! 飛び降りているぜ」
とツアーの人の声。
物売りたちが次々と列車から飛び降りて行く
「ドアが開けっ放しのわけだ!」 と納得した。
-
【インドからミルクティ】 63杯目 インドの車窓から なんと素晴らしいトイレ
列車はデカン高原を走ってゆく。 デカン高原を走る列車 窓の外は畑が続いている。 イメージ インドのトイレで紐を引いてはいけない 「列車のトイレにヒモが下がっていますけど、引いてはだめです。列車が止まっ ...
続きを見る
スポンサーリンク