Alfa147を一年定期点検に出してきました。
2007年に購入した車両なのですでに14年経過 エンジン、車体は問題なし
1年定期点検なんて、オイル交換と足回りのチェック、コンピュータのチェック程度で数時間で終わるはずでした
お泊りとなってしましまいました。
目次
予約
事実、ディーラーに電話をして予約
若い兄さんの対応
「では、X月X日 3時間程度で終わりますので・・・」
という対応でした。
しかし、数分後、いつも147をみてくださっているメカニックさんより電話あり
「すみません、先程 数時間とか返事をしてしまったんですが、念の為、何日かお預かりして良いですか?」
ちょっと 嫌な予感・・・
というわけで一年定期点検にあずけにいきました。
当日は、雨 ふだん「雨の似には絶対に乗らない」のですが、流石に
「雨が降っているから 予定を変えてもらっていいですか?」
とは言えず、渋々雨に中、ディーラー(アルファロメオ 浦和)に持っていきました。
ワイパー動かしたのって? いつ以来だろう
エンジンは、好調でレスポンスはキレッキレ、注意してアクセルを踏まないと一気にレッドゾーンに上がってしまいます。
こんな、エンジンってもうないんだろうなぁ
ディーラー到着
アルファロメオって高級車っぽいでしょ!
でも、ベンツ、BMW、LEXUSなんかに比べたら 全然安いよ
自分の147もプリウスより安かったぐらいですから、イメージと大きな違いがあります。
担当者と会話
「大事に乗っていらっしゃるので、きちんと整備したということなので、お預かりしたい」
「かなり古いですからね・・・」
ディーラーでも147のオーナーはかなり減っていたようで、若いスタッフは、珍しそうにみていました。
そして店内には、最新のアルファロメオ
すげぇ 艶めかしい曲線で構成されたこのクルマたちは、機械というより 生き物である
お値段もそう高くはない?(自分には、十分高価)ですが、BMWに比べれば大バーゲン価格です。
このクルマに乗って走れば、気分は、イタリアン 気分は高揚します。
近所のスーパーにお買い物にでかけても 楽しくなることは間違いなし。
でも、最近の日本では売れないだろうし、コスパが悪いと言われるだろう。
クルマが、単なる移動手段としか考えていないひとは、絶対にわからない感覚です。
さて、お願いしたことは、
ワイパーは、劣化していないので交換なし
オイル交換
基本点検のみ
担当者からおすすめされたのは、
エアコンのフィルター
タイヤ
の2点だったので これは、とりあえず次回ということでOK
ということで147を預けて自宅にFIAT 500 TwinAirで送ってもらいました。
FIAT 500 TwinAirのダッシュボードにあるエアコンなどのアナログなつまみに感心しました。
イタリア人は、車の運転中にデジタルなタッチパネルが使い物にならないことをよく知っている。
アナログなツマミこそ画面をみなくても使えるわけです。
147もエアコンは、デカイダイヤルで操作します。
暑い、寒いをグリグリと回す。
温度なんて知る必要もなく
「暑かったら 冷房強め」
「寒かったら 冷房弱め」
分かる人には分かるアナログ操作の利点です。
自宅にかかってきた電話
翌日、担当者より連絡
「やばい どこか 壊れている・・・」
という心配をよそに
「問題は、ありませんでした。」
「でも ひとつ・・・」
「燃料キャップのロックが壊れていますね」
ああ それか・・
Alfa 147の燃料キャップは、鍵を直接差し込んでロックします。
ですから、ガソリンスタンドでは、鍵を渡さないと給油できないわけですが、時々その仕組を知らずに強引に開けようとした人がいたらしい。
日常には、支障がないのでほっといたのですが、今回、鍵付きのキャップを手配してくれることで了承
これでクリマの鍵と給油キャップの鍵という2本の鍵が必須となります。
なんか旧車みたいでかっこいい!
と不便になることも全く気にしない147オーナーです。
というわけで1年定期点検の結果は、次週引き取りで報告します。
まとめ
147を点検に出すたびに
「いつまで乗れるんだろうか?」
と感じています。
「自分がクルマから降りるのが早いか、147がだめになるか」という状況と思っています。
いまさら、この官能的なエンジンは新車では絶対に手に入らないだろう。
だから、おそらく自分の人生で最後の車になるかも知れません。