昨日、車検のためにディーラーにクルマを持っていきました。
そこで感じたことを素直に書きます。
今回のはぼぞうのいいたい放題は、
このままだと日本の自動車業界 終わるぞ! 車検で思ったこと
というお題で 行政改革をすぐに行わないと日本の自動車産業が終わる。
というお話です。
言いたい放題なのでかなり好き勝手を言いますのでお許しを
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
税金の話
自分は、2006年に新車で購入したアルファ・ロメオ 147というクルマを乗っています。
イタリアンな真っ赤なクルマで値段もプリウスよりは、安価でした。
イタリアンらしく、7000回転からレッドゾーンという高回転型エンジンで「今どきのクルマ」とは、まったく別のベクトルを持っています。
13年を超えていますが、未だに元気で飽きません。
そして、毎年支払う、自動車税は、51,700円でした。
※税金は、年式、車種、グリーン化特例なので大きく変わります。
これを毎年、支払うわけです。
そして、車検のときは、これに自動車重量税が加算されます。
今年は、34,200円でした。
さらに燃料のガソリンには、ガソリン税と消費税がかかります。
クルマを運営するだけでどれだけ税金を取られているかわかると思います。
ガソリンとかは、税金に税金(消費税)をかけるという二重課税となっています。
これだけでも「貧乏人は、クルマを所有するな」と言われているようです。
車検のはなし
車検は、数年おきにやってきます。
ユーザー車検を行えば、費用が抑えられると思いますが、手間がかかるし、原則平日の場合が多いので勤め人には、厳しい。
自分の場合は、ディーラー以外では、取り扱いが難しいのでディーラーにおまかせとしています。
運がよいことに、13年も経過しているけれど丁寧に扱ってくれているディーラーさんに感謝しています。
修理する場合は、高価ですが、へんな修理をされない安心感があるのです。
13万円の税金
自動車税が、約5万円+車検時に最低限の費用が、7万円
何も修理しなくてもここだけで 13万円かかります。
もっとも車種によっては、かなり安くなると思いますが、趣味的なクルマを所有するとこんな感じです。
このうち税金だけで8万円以上と
どうですか?
給与が上がらない今の日本で
「クルマを持つ持つことは、多額の税金を払い続ける」
ということになるのです。
このような仕組みを続けていて
「若者のクルマ離れは、スマホ」
なんて言っている経済評論家は、世間を知らなすぎる。
クルマを所有するのは厳しい
クルマが生活に必要になるところでも軽自動車が普及するのはあたりまえです。
若い人がクルマなど所有することなど不可能に近い。
スマートフォンでYouTubeやNetflixなどネットの世界で家に引きこもっている方がお金がかからない。
ましてや、クルマがモテ アイテムなど 50歳以上のおじさん世代の幻想に過ぎない。
自動車産業だけになった日本産業会
現在、日本の基幹産業は、自動車です。
自動車に関わる企業や仕事をする人が圧倒的に多い。
家電は、すでに中国、韓国が主役、スマートフォンも同様です。
デジタルカメラもスマートフォンに駆逐されて、オリンパスはカメラ部門を売却している。
液晶技術もすでに日本が主役ではない、
ジャパンディスプレイ(JDI)のようぬ税金を投入して
2020年3月期の連結決算は、最終損益が1014億円の赤字という体たらくである。
MRJ(Mitsubishi Regional Jet)などは、未だにまともに販売どころか試験すら通過していない。
そして過去最大5269億円の最終赤字
JDIもMRJも多額な税金を突っ込んでいる。
日本の工業会の凋落具合が顕著に現れている例だと思う。
つまり、自動車産業だけが、日本の最後の砦というわけである。
電気自動車になったら終わる
電気自動車の流れが止まらない。
欧州、米国もCO2削減という「なんだか胡散臭い」運動で加速するでしょう。
もし、電気自動車が、普及したとしたら。
日本の自動車産業は終わります。
電気自動車が主役になった場合、日本の自動車産業を支えている多くの下請け企業は壊滅の可能性が高い
もう複雑なパーツを作る必要がなくなるわけです。
事業転換ができなければ未来はない。
下請け産業だけではない、街の自動車修理工場も電気自動車の時代では用済みのかのうせいだってあるのです。
電気自動車は、ソフトウェアが重要視されます。パーツもモジュールの集合体になったら、ディーラー以外での仕事が減ることになります。
もっともトヨタ自動車は、このあたりを見据えて動いていると思いますが、多くの下請け企業をバッサリ切ることができるかどうか? 疑問である。
テスラが、時価総額でトヨタを抜いたと報道がありました。
市場は、トヨタよりテスラの方に可能性があると判断したのでしょう。
もっとも投資の世界は、?疑問符が付きますが・・・
まとめ
日本の工業会に対して未来がないことを知ってか知らずか、政府は、インバウンド、つまり、観光業に力を入れ始めました。
職人の国、Japan As Number Oneと持ち上げられているうちに世界の経済界が大きく転換、そこについていけない多くの企業は、沈むとしか言えません。
それも新型コロナウィルスの問題で厳しくなりました。
車検関連の領収書を見ていて、いろいろと感じました。
自分を含めて、おっさんたちが、牛耳っていることが原因だろうな。
政治家も含めて、大きく変えないと未来は、なさそうだ!
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