CNN、Newsweek、BBC、AFP そして日本のマスメディア
4月にはいってから、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)以外のニュースを見つけるのが困難な状態になってきた。
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目次
数字だけが本質ではない
日本では、相変わらず、
「本日の感染者は、東京が、123名」
などと、視聴者にはあまり意味もない数字だけを取り上げていて
その数字さえ言えば「報道してやったぜ」なんて自己満足になっている。
もし感染者数を言うのなら、「何人の人が回復した」という数字も言うべきである。
それでなければ、
「感染者が現在2万人以上いる」
と勘違いしかねない。
2万人以上という数字は、これまでのトータル数で現在の感染している数ではないということです。
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いい加減な専門家
新型コロナウィルスがテレビで話題になった頃
ワイドショーに出てくる 医療関係者や研究者?は、結構いい加減なことを言っていました。
感染しても弱い風邪ぐらいで大丈夫だとか
マスクで防げるとか防げないとか
もっとも プロの集団? WHOのトップ自体が、あのざまですから、日本のワイドショーごときに出てくる 解説者には、わからなかったことだろう。
蔓延するCOVID-19
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)がパンデミックになったため世界中で65万人以上の人が亡くなっています。
感染者数 2,478,634
回復者数 651,736
死亡者数 170,389
2020年4月21日 20時58分現在
感染予防のため、世界の多くの国々では、入出国を厳しく管理しています。
旅行に出かける人もなく、旅客機の多くが空港で待機中です。
2020年4月21日 豪州で2番めに大きな航空会社
Virgin Australia が経営破綻を発表しました。
航空会社のダメージは大きく、今後、経営破綻する会社が増えると言われています。
でもたった、数ヶ月ですよ、半年前は、世界中 旅行者が飛び回っていたというのに
CO2が減っている
旅客機の多くが止まっている影響もあってか、
昨日(2020年4月20日)のNY原油先物指数 WTI(ウエストテキサスインターミディエイト)の期近では、マイナス 37.63まで下落しました。
要は、カネを払うから 石油を引き取ってくれ
という状況です。
航空機だけではなく世界中のエネルギー消費が減っているというわけである。
そのため、世界中のCO2が減っていて、とおくの山々などが見えるようになったと報告されている。
皮肉にも、結局、人間が活動を止めることが地球にとってどれだけクリーンな世界になるか、これではっきりしたわけである。
感情的になって「CO2出すなぁ」と騒いでいた少女や団体は、これを歓迎しているのだろうか?
彼女に聴いてみたいものである。
不要不急
さて、前置きが長くなったが、これからが本題である。
新型コロナウィルスがパンデミックになったため、国々、都市が、閉鎖をしています。
我が日本では、法律がないために よその都市のように
「許可証なく出歩いたら 逮捕されるとか」
「許可証なく出歩いたら 罰金とられるとか」
「許可証なく出歩いたら 射殺されるとか」
「外出しないように トラを話してあるとか(フェイク)」
なんてこともなく、仕事に出かける人も多い
電車も動いているし、バスも動いている
仕事に行かないと 生活できないから仕方がないこともあるわけですが、
この国は、休業保証など「やってやっている」という態度が見え見えなのか、
「生活の保証しないけど 外でないでね」
を連呼している。
もっとも
「外出するんじゃない」
ではなく
「不要不急の人は、なるべく外に出ないでね」
という
お願いだから、保証することはないということになるかも知れません。
ソーシャルディスタンス
そんな世界で「ソーシャルディスタンス」(social distance)という言葉が出始めました。
直訳すると
「社会的距離」
なんとも曖昧な言葉なのですが、ようするに
「感染しないように 人と人の間を空けましょう」
ということです。
一般には、2mとか言われていますが、東京ズーネットさんの
#ソーシャルディスタンシング 参考サイズ:3柴 pic.twitter.com/00pURoejO6
— 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) April 14, 2020
とか
#ソーシャルディスタンシング 参考サイズ pic.twitter.com/qWltU20133
— 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) April 13, 2020
のほうが、わかりやすい。
また、先日ブログにアップしたこの写真
イスラエル テルアビブのデモの様子
人々が一定の距離「ソーシャルディスタンス」であることがわかります。
-
新型コロナウィルス パンデミック下の抗議行動 イスラエル
抗議活動やデモが減っています。 デモをするにも3密なので感染の恐れがあるために、集まれません。 この状況でデモを強行した場合、クラスター発生の可能性でネットを始め、いろいろと攻撃されることでしょう。 ...
続きを見る
これまで、ハグしたりキスを習慣としてきた、欧米が、新型コロナウィルス感染者数が、爆発的に増えているのもうなずけよう。
※他にも原因はあるとおもうけど
幸い日本では、ハグしたりキスが、渋◯など一部の人々を除いて一般的でなかったことが、爆発的な感染者が増えていない要因の一つであろう。
このグラフを見れば、日本の感染者数の増加が緩やかだということがよくわかる。
日本は、「ソーシャルディスタンス」(social distance)が、もともと存在していたのではないでしょうか?
過度なつながりの反省
21世紀になってから 世界が「グローバリゼーション」とも言える 密度の濃い連携がはじまりました。
交通機関の発達、イデオロギーを超えての経済協力など、人々は、主義主張、人種、国境を超えてカネのために交流が盛んになったのです。
例えば、AppleのiPhoneをみればよくわかります。
世界中から中国に部品を集めて組み立てているのです。
資本主義の最終地点と言える「グローバリゼーション」は、貧富の差を拡大しましたが、インターネットの普及も相まって清潔を変えてしまいました。
しかし、その一方で 過剰な繋がり、過剰な経済活動、過剰な資源の消費が問題になり、
「CO2がぁぁぁ」なんて少女まで誕生させたわけです。
その矢先、新型コロナウィルスCOVID-19)と目に見えないものが、たった数ヶ月で「グローバリゼーション」を木っ端微塵に破壊
世界人口の1/3が自宅に引きこもるという状況になってしまいました。
新しい個のあり方
人々は、再び「ソーシャルディスタンス」(social distance)から脱して、もとの
過剰な繋がり、過剰な経済活動、過剰な資源の消費になるのでしょうか?
その答えは、数ヶ月なのか、数年なのかは、わかりませんが、過度に騒がずできることをすすめるしか個人的にはできないと感じている。
もし過剰な繋がりが、戻らないとすれば、しばらくの間
離れ過ぎず近すぎず ちょうどよい距離
を保ちながら生活をするのではないでしょうか
はぼぞうの言いたい放題
数ヶ月に渡る、引きこもり生活(我が家では、週末は、いつも引きこもりでしたが)は、まだまだ続くでしょう。
本文で「グローバリゼーション」を木っ端微塵に破壊 と書いたけど
iPhone SEが販売されるということは、「グローバリゼーション」は、まだいきているという事かもしれない。
その一方で米国では、トランプ大統領が、
「偉大な米国国民の仕事を守るため移民を一時中止」
の命令に署名をしました。
経済は、ともかく、人々は、まだまだ、引きこもりになりそうである。
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