スマートフォンを携帯ショップで購入した時に
「一ヶ月で無料にするから 入会してみない」
「解約すれば お金がかからないからさ」
そんなこと言われて事ありませんか?
結局、解約を忘れて 毎月 数百円 料金に加算されていた
なんてことありますよね
今回のはぼぞうの言いたい放題のお話は
すべてのサブスクリプション業者は、Netflix(ネットフリックス)を見習え!
と題して、米国のストリーミングサービスのNetflix(ネットフリックス))が、発表した施策について考えてみました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
お客様のお金について考えるサービス
こんなニュースを見つけた。
米大手動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」は21日、一定期間サービスを利用していない会員が課金され続けないよう、契約を継続するか確認すると発表した。反応がなかった場合、自動的に解約されるという。ネットフリックスは「この新しいアプローチが、お客様の大切なお金の節約につながることを願っています」としている。
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN5Q5SF8N5QUCVL012.html
つまり、利用していないユーザーに対して自動解約するという方針です。
加入後1年間利用のない会員のほか、2年以上利用していない会員で、確認のためのメールやアプリでの通知が届く。解除から10カ月以内に再開する場合は、以前の設定と変わらない状態で利用できるという。
同社によると、休止状態のアカウント数は会員全体の0・5%未満の数十万人。同様の取り組みは不定期に実施しているという。
朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASN5Q5SF8N5QUCVL012.html
このニュースを聞いて 広めてほしくない業者って多そうですね?
なぜって・・・ これから説明しましょう。
忘れることを前提とした商売
ネットサービスって
「初月 無料」
「お試し期間は、料金がかかりません」
なんてもの多くありませんか?
そのサービスのいくつかは。
「解約しようとしたら 解約する場所が見つからない」
「解約するには、電話連絡が必要」
さすがに最近は少なくなりましたが、気がつかないうちに無料期間を過ぎて、数百円のお金を毎月取られていた。
なんてことありますよね。
意図するかどうか別にして、
忘れてくれることを狙った商法
というのは、たしかに存在します。
「たった数百円だから、契約するのに面倒」
そうです。 たった数百円ですが、数万人集まったら、企業は莫大な利益を毎月あげることができるのです。
サービスを使っていなくてもです。
携帯電話が0円でも儲かる理由
スマートフォンが普及する前の話です。
今のように携帯会社の看板ではなく、屋台のようなケータイショップが街中に溢れている時代がありました。
そのケータイショップで売られている携帯電話は、最新鋭の機種にも関わらず
「0円」
とか
「1万円のキャッシュバック」
なんてものがありました。
どうやって儲けが出ているのでしょうか?
アフィリエイトと奨励金
昔のケータイショップで最新の携帯電話を買おうとすると必ず条件が出されていました。
「携帯電話を無料にするかわりに このサービスに一ヶ月だけ登録してもらえませんか?」
「一ヶ月で解約すれば お金がかからないから大丈夫」
なんてことがありました。
これをアフィリエイトと呼んでいます。
携帯電話を販売している企業に代理店を通じてサービスの契約を委託し代金を支払う。
契約の数に対して報酬を支払いが発生する
月々、数百円のサービス(例えば、音楽ダウンロードとか、えもじとか)に入会させ、一ヶ月経過した後に解約を忘れて その後、毎月お金を払わされる。
忘れ去られた月々のサービス代金と業者に払う報酬のバランスをみる。
携帯電話料金と一緒に支払われるため、気がつかないことも多い。
携帯電話を変えてもサービスは残るのでサービス代金が知らないうちに料金として加算される。
もっとひどいことには、携帯電話からスマートフォンに切り替えても携帯電話時代に契約したものが引き継がれて10年以上支払っている。
なんて 冗談のような本当の話もあるのです。
さすがにクレームが多くなってきたので、今ではこの手法ができないことが多いのでできなくなりましたが、過去から続いている 月々数百円と支払いをしている人 多いと思います。
解約できない
数十年も気がつかないうちに支払いが続いている場合、すでにそのサービスがなんであるか覚えていない場合が多い。
解約したくても方法がわからない。
なんてことがあると思いますが、こういうときは、キャリアのページで一気に解約できる方法があるので契約している携帯電話会社に質問を投げてみて下さい。
そういう場合は、Googleなどの検索エンジンで
”有料アプリの解約方法”
で検索して下さい。
なにか方法がみつかるはずです。
キャッシュバックの罠
キャッシュバックに釣られてサービスに加入したけれど、支払いは、半年後にメールでお知らせが、来てそのメールに記載されているアドレスをたどることでキャッシュバックの手続きができる。
さらにサービスに入会する時に新たにメールアドレスを作成させられる場合が多い。
そんなメールアドレスチェックしてないよ
というわけで、気がつかないうちにキャッシュバックのタイミングを失う場合が多い。
いや! 別に法律違反ではないのですが、「忘れてほしい意識」が働いていますよね。
まとめ
今回、Netflix(ネットフリックス)が、使っていない場合は、自動で解約するよ!
という方針を打ち出しています。
何がいいたいかと言うと
「うちの(Netflix)のサービスは、みんな 楽しみに使っているから」
という自身から来るのだろう。
今回、書いたことは、昔のことです。
今は、厳しく規制がかかっているので、
「忘れてくれることを狙った商法」
は、ほとんどみかけなくなりました。
でも完全になくなったわけではありません。
携帯電話料金、クレジットカードの支払明細書をチェックして、疑問に思ったらまずは、調べてみましょう。
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