イランは、新型ウィルスの感染が多い国の一つです。
3月に
「新型コロナウイルスによりイラン国内では10分間に1人が死亡していると指摘」
イラン保健省のジャハーンプール報道官
中等と呼ばれる地域でもっとも早い段階でパンデミックが発生したイランは、現在どうなっているのだろうか?
アルジャジーラの情報みてみよう。
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目次
モスク閉鎖
3月中旬以降 モスクが閉鎖されています。
モスクは、イスラム教の人々が祈りを捧げる場所で、多くの人が集まります。
当然「密状態」なわけで感染拡大は避けられない。
また、モスクだけではなく 外出禁止、都市間の移動禁止、学校の閉鎖、ショッピングセンター、レストランも閉鎖されてしまいました。
現在、イスラム教では、ラマダンという共通体験が行われています。
ラマダーン(またはラマダン、アラビア語: رمضان、ペルシア語: رمضان、発音:Ramazan)は、ヒジュラ暦(イスラム暦)での第9月。この月の日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。
今年は、4月24日~5月23日
ウィキペディア
イスラム教徒にとっては、非常に重要な期間ですが、今年は、イランだけではなく、世界中のモスクが閉鎖されています。
イスラム教徒達は、祈りを捧げるためにドライブインシアターで人と人の接触をさけながら祈りを捧げてきました。
感染者数の減少
2020年5月2日 イラン厚生労働省は、感染者の増加が、減り始めたことを発表した。
2020年5月4日現在の公式な情報によると
確認済み 97,424
回復者数 78,422
死亡者数 6,203
とかなり多くの感染者が出ています。
ただし、増加率が下がっていると発表しています。
厚生労働省のスポークスマンであるキアノッシュジャハンプール氏は、過去24時間で47人がウイルスにより死亡したと述べ、最近、55日間で1日あたりの最低数となった。
と発表した。
緩和
2020年5月3日 ロウハニ大統領は テレビでの声明を行った。
「132の郡(国の行政区画の約3分の1)で明日(2020年5月4日)からモスクを再開する」
ただし
「社会的距離は集団的祈りよりも重要である」
として、感染に注意をすることも付け加えている。
「低リスクの地域の学校は5月16日から再開」
も伝えている。
「私たちは穏やかにそして徐々に再開をするでしょう」
「しかし、再びウィルスが蔓延する恐れもある」
と付け加えている
また、都市間の旅行やモールは、すでに解除されていて、ショッピングセンターもオープンしています。
はぼぞうの一言
- 一部のイスラエル学校は、2ヶ月後に再開
- アルメニアはバーやショップを再開
- パレスチナ証券取引所が再開
- UAEショッピングセンター、レストランが再開
- ヨルダン、経済活動に関するすべての制限を解除
世界中で再開が、一部ですが、再開をはじめました。
感染者数が、減少したことと、経済状況の悪化が限界に近づいているということと
推測される。
「もうこれ以上 閉鎖するわけにはいかない」
「多少のリスクがあることを承知しつつ 閉鎖解除を探っている」
という状況です。
日本では、今月末まで緊急事態宣言が出されるようですが、地域を限定して段階的に解除しないと 経済による死が待っている。
そのためにもせめてGWの残り3日ぐらいは、外出を控えよう。
参考情報:aljazeera
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