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インドからミルクティ

【インドからミルクティ】 63杯目 インドの車窓から なんと素晴らしいトイレ


列車はデカン高原を走ってゆく。

デカン高原を走る列車

窓の外は畑が続いている。

イメージ

インドのトイレで紐を引いてはいけない

「列車のトイレにヒモが下がっていますけど、引いてはだめです。列車が止まってしまいます」
ラジャーン氏の説明

間違って列車を止めると、めちゃくちゃ高い罰金を取られるらしい。
トイレはやっぱり油断できない。
トイレに行ってみる。
ドアが堅い。

中に入ると真ん中に穴が開いている。

足を置く足型ができている。

その間にぽっかり開いた穴! その穴から見えるのは流れてゆくインドの大地?
つまり垂れ流し方式?!

線路が凄いスピードで流れてゆく。
揺れる列車でするのは大変だ! しかもこの列車、かなり揺れる。
半端じゃない! なんとか無事にトイレから脱出して席に戻る。

窓の外はどこまでも続く大平原!
突然、物売りが何人か通り過ぎる。
列車がスピードを緩めたようだ。
とすると彼らは、列車が動いている間に乗り込み、いち早く商売を開始したことになる。
ホームが見えてきた。

さきほどのオーランガバードの駅より、小さい。
物売りが大量にやってくる。

「品のよいおじいさん」は、物売りと何かを交渉しているようだ。
到着した駅名は不明です。

看板らしきものが見えない。当然「車内アナウンス」なんて親切なものはない!

眼が見えないはずだったのですが

乞食のおじいさんが杖をつきながらやってきた。
目も良く見えないらしいが、なぜか
乗客の位置が解るらしく、座っている一人ひとりに手を出している。
おじいさんに続いて子供、おばさんもやって来る。
おかし、果物、チャイ、コーヒーなどなど、ごちゃごちゃと入り乱れる物売り。
同じツアーの人がバナナを購入。
細かいお金がないので、釣り銭をチップとしてあげようとしたら
「くせになるからおつりは必ず受け取って下さい」
とラジャーン氏の注意
バナナをご馳走になる。
とっても美味しい。

列車が出発しても物売りは降りない。
かなりスピードが上がっても、まだ客と交渉している。
こんなスピードのなか飛び降りて、怪我でもしたらどうするんだろう?

目の見えないらしいおじいさんが、元気よく列車から飛び降りた。

杖をついて?目が見えないのではなかったか?
もう、何が現れても驚かない!

インドのベビースターラーメン?

20~30分で次の駅に到着。
ここでホームで不思議なお兄さんを発見!
台車を押して登場

台車の中にはベビースターラーメンの様なものと、タマネギらしきみじん切りのものが入っている。
客が近づくと彼は、紙(焼き芋屋の袋ような紙)を筒上にしてタマネギ、ベビースターラーメンをその中に入れ、上からライムを搾っ
て、素手で「もにょもにょもにゅ」と混ぜている。
客が帰るとズボンの裾で手を拭いて、タマネギを器用にみじん切りをする。
その「もにょもにゅ」という手付きが、何とも言えない雰囲気を醸し出している。

「あっ ラジャーンさんだ」 

ラジャーンさんが彼のところに行くのがみえた。
どうやら「もにょもにょ」を買ったらしい。
列車が動きだすと、ラジャーン氏がツアーの人にも配り始める。

「これはインドでよく食べるスナックのようなものです」

恐る恐る口に入れる。
タマネギとカレー風味が口に広がる。

「ビールが進みそう」 と思っていたら

「インドでは列車でお酒を飲むことは禁止です」
とラジャーン氏。

「なんでですか?」
「頭がおかしくなるから。他の人に迷惑でしょ」 

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なるほど、もっともな話だ。

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はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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