翌朝もいい天気であった。
今日は1996年12月29日
スポンサーリンク
目次
まだ3日目
インドに来てからまだ3日目
「おいおい まだ3日目かぁ」
昨日の移動ですっかり疲れ果てています。
熊使い
朝食をホテルで済まし、タージ・マハールに向かいます。
夜遅くたどり着いたので、アグラの街を見るのは初めてです。デリーやベナレスと
違って畑が広がっているようです。
「おい あれ 熊じゃねぇのか?」
「あれは 熊使いです」
とラジャーン氏。
タージ・マハールに向かう途中、熊を連れている人がいました。
熊を鎖で繋いで見世物にしている。
熊使いは、我々のバスに向かって「ほれほれ」と熊と同じような手招きをしていました。
タージ・マハールがみえない
バスが停車したところは、農道と思われるような場所でした。
「ここから電気自動車でタージ・マハールに向かいます。建物を守るため、これ以上バスでは近づけません」
ラジャーン氏の説明によると、近年タージ・マハール付近が環境汚染のため、だんだん黒ずんできているとのことです。
「電気自動車って、エジプトもそうだった」
3年ほど前、エジプトに言ったときも、遺跡保護のため「王家の谷」で電気自動車に乗ったことを思い出しました。
もっともその時は、電気自動車というより電気トロッコでしたが......
バスから降りると「物売り」がやってきます。
まだタージ・マハールは見えません。
電気自動車は、普通のマイクロバスでした。
「本当に電気?」と思っていましたが「スルスル」と滑るように動いて行きます。
「なるほど。これなら排気ガスもないね」と言っている私たちの横を「バイク」が何台も走って行きました。
バイクは禁止されていないのか?
やがて城壁が見えてきます。
電気自動車から降りると「物売り」ならぬ「牛の糞」が我々を待ち受けています。
まだタージ・マハールは見えません。
いったい、どこにあるんだろう!!!
大きな門をくぐりました。すると・・・
-
【インドからミルクティ】 23杯目 タージ・マハール
入り口から約50mほど歩くと、右手に真っ白な門が見えてくる。 スポンサーリンク タージマハール ものすごく巨大な門の向こうに、何度も写真で見た「タージ・マハール」があった。 真っ白な大理石、真っ青な空 ...
続きを見る
スポンサーリンク