だんだん奥地に入ってゆく。 太陽が木々に隠れている。
しかし 全然涼しくない。
風がこないので余計暑く感じる。
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なかなか出てこない石頭
「次はヒゲ男と呼ばれる石像です」
宮下さんの説明が続く しかし我々の頭の中にはあの夢にまで見た?ユーモラスな石頭で一杯であった。
「はやくみたいよぉ」
と思っている我々を焦らすようになかなか目的の石頭が出てこない。
「やっぱり 美味しいものは最後までとっておくのか!」
と思っていると
「みなさん 石の頭の像はまだまだ先ですよ」
と宮下さんの声
次に見たのがトラロックの原形と呼べれているモザイクのレリーフ
トラロックはティオティワカンなどでみたおちゃめな神様です。
展示してある石のオブジェ?は木々に囲まれたところに「ちょこん」と置かれていた。
「雨で浸食しないのかなぁ?」 などと疑問を持ちつつ先に進む
「これはジャガーの檻と呼ばれている石の建造物です」
この建造物はTVで何回も見たことがあった。
巨大な石造物
「へぇーーーこれが」
細長い石を建てて上に同じような石材で屋根が作られている。 といっても
すき間だらけでとても住居とは思えない。 内部はなんにもなくただ平らな土が
見えているだけであった。
「なんだろう」 いったいオルメカの人は何を作ろうとしていたのか???
宮下さんの説明も何を目的としたかわからない ということです。
次に出てきたのは 山のような巨石が見えてくる。
「この石は約12tあります。 この石には 色々な人物画彫られています。
若者、老人などを見ることが出来ます」
宮下さんの説明を聞いてふと思う
「まぁ 彫った人もすごいけど この石を発見してさらにこの博物館に持ってきた
人達も凄いなぁ」 と感じるほどの巨石であった。
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【グラシアス・メキシコ】 56 高さ 2m16cm 重さ24t オルメカ 巨大石頭
迷路をさらに先に進む 「この石像は 子供たちを生贄にした祭壇です」 宮下さんが説明していると 足下に怪しい影が・・・・・・・ 野生の猿 「さる????」 口がとがっている 尻尾がとてもながく立てて近寄 ...
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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