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心の処方箋

一休さんの秘密 知っているようで知らない偉人の話

一休伝1 (マンガの金字塔)

一休さん
子供の頃にアニメで見た人も多いと思います。
頭脳明、頭の回転も速く トンチで大人達を煙に巻く・・・

一休さんと言えば このぐらいしか知らない人も多いと思います。

少し詳しい人ならば、臨済宗の禅僧で

「正月は、死出の旅への一里塚」

なんて 正月というのに骸骨を竹に刺して歩いていたとかなんとか

「生まれは、天皇の子供だったけど不幸なことになかったことにされている」

なんてこともご存じの方もいらっしゃると思います。

しかし、一休禅師は、どこでどんな生活をしていたのでしょうか?

知らない人が多いと思います。
自分も知りませんでした。

今回、「一休伝」という劇画をKindle Unlimitedで読む機会がありました。
そこには、自分の知らない一休という人間の生き様が描かれていました。

アニメの一休さんから 想像も出来ないほどの苦悩に日々を過ごしてきたことがわかります。

それでは、一緒に「一休伝」を読み進めて以降ではないか

最後まで読んでいただけたら幸いです。

一休伝

最初に漫画についての情報です。

「一休伝」
作者 :小島剛夕 / 水上勉 / 佐々木守
出版社:グループ・ゼロ掲載誌・レーベル:マンガの金字塔
ページ数:163ページ

2023年5月16日(火)現在  Kindle UnLimitedになっているので契約している人は無料で読むことが出来ます。
全体的に劇画調で描かれていて 難しい言葉なども現代越え別に訳していてくれるので勉強になりました。

断腸の思い という言葉の語源も「一休伝」を読むまで知りませんでした。

出生から晩年、没するま描かれていて、タッチは墨絵のような感じで生々しい劇画である。

水上勉原作の小説もありますが、劇画でさらっと読んでみて面白そうだったら小説で読むというのも一考である。

一休さん

アニメの一休さんでも描かれていますが、彼の父親は、後小松天皇である。
母は藤原一族、日野中納言の娘・伊予の局(つぼね)と言われています。

南北朝時代という背景の元、宮廷を追われ嵯峨の民家で一休を生んだ。

幼名千菊丸こと一休は、政争に巻き込まれないように1399年、5歳で臨済宗安国寺に入れ出家させられました。

安国寺では、「周建」という名前なのでアニメの「一休」という名前ではありませんでした。
アニメとして「一休」の名前を使っていることは、演出ということでしょうか

ヘタな人生論より一休のことば (河出文庫)

悩む青年時代

16歳で安国寺を出て西金寺の謙翁(けんおう)和尚の弟子となり「宗純」と言う名前をもらう

このあたりから 当時堕落しきっていた仏教界に絶望してゆくこととなる。
前述した和尚もそうした一人で清貧野中でまことの禅僧としての生き方を模索している一人であった。

師匠の死を乗り越えて

西金寺の謙翁(けんおう)和尚の死に向き合い 自ら自殺を考えるが、命を助けられる。

「宗純」は、俗化した仏教界に絶望し 京都で仕事(バイト)をしながら禅を極めようと 積極的に庶民とともにいきることを決意する。

俗化した仏教界の状況に絶望しさらに庶民野中に飛び込み 優しい言葉で仏の教えを説いて行く

当時の京都は、飢饉、戦などで荒れ果てて行く中で女人を抱き、肉を喰らい 奇人とも言える行動の中で庶民に愛され、その名声は、徐々に広まって行くことになる。

運命の人と出会う

庶民の中で暮らし 苦労をともに生き抜いてきた一休は、そのご運命的な女性と出会うことになる。
齢76歳 老境の中でその人は輝いていた・・・

ここから先は、実際に「一休伝」を読んでいただきたく思います。

一休伝6 (マンガの金字塔)

一休さんの壮絶な生き方

私たちが知っているアニメの一休さんは、その後どのようになっていったのか?

母親、師匠、多くの人との出会いと別れ、腐敗している仏教界への絶望、希望 など 一休さんがどのような障害を送っていったのか 今回 「一休伝」を読んで初めて知ることが多かった。

と同時に偉大な宗教人である一休さんの人間としての生々しい人生は興味深し

漫画という入りやすいところで興味を持ったので 書籍も探してみようと思っています。

Kindle Unlimited

今回、Kindle Unlimited で出会った「一休伝」の話をしてきました。
読み放題ということで たまたま 読んでみたら面白かった

という「一休さん」との出会いでした。

最近、読み放題の本を読みあさっています。



常時約60万点以上を展開、毎日6000点以上の新商品

  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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