さて ソカロにはたくさんの人が集まっていた。
「みなさん バスから降りて写真を撮ることができますよ」
どうやら「融通の効くお巡りさん」がいたらしい。 大変幸運だった。
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バスから降りると物売りがやって来る。 無視をして宮下さんの後を付いて
混んでいる道路をわたることに なんと お巡りさんが道路を遮断!!!
我々が渡り終えるまで自動車をストップしている。 ニコニコと笑って交通を
遮断している彼はどうやら「融通の効くお巡りさん」だったらしい。
「このカテドラルはマヤ遺跡の石材を使っています」 と説明
「そこまでするかスペイン人」と軽く「つっこみ」を入れたくなった。
入り口にはローマ法王の写真!
「この教会はユカタン半島で一番大きなカテドラルです」
ローマ法王も訪ねるほど重要な教会らしい
中に入ると 金銀ザクザク 派手な教会である。 そして圧巻は宮下さんに
案内された礼拝堂 中に入ったとたん
「ひょぇええええええ」
眩いばかりの色彩と金色の天井!! 極彩色に塗られたマリア像 まぶしい光が
教会の権威をあらわしているのであろうか??? 信仰にかける情熱は我々には
想像できないほどのパワーを生み出すらしい。
教会を後にする。 そして自由時間!! 宮下さんからあらかじめ得た知識で
ソカロの周りを探検!! 目指すは市庁舎! 白亜の建物で中央には時計台が
見える。 入り口には銃を構えた兵士がいるが「ブエノス・タルデス」と笑顔で
挨拶したら ニコニコして通してくれた。 中庭に入る。
「あれ これは メキシコシティで見た国立宮殿と同じだ」
規模は違うが同じようなつくりである。 帰り際 「グラシアス」と兵士に
声をかける 「XXXXX」 「うぅぅん」相変わらずスペイン語が聞き取れない
でも好意的なのはなんとなくわかる。
集合時間がきたのでバスに戻る。 陽気なメキシカンの物売りがやってくるが
「いらないよ」と身振りで対応すると 「そうか しょうがねぇな 今度
買ってくれ!!」 と言ってるかどうかは知らないがあっさりと引き下がる。
バスに乗りホテルに向かう。 細い道から大通りに出るとホテルはすぐそばに
あった。
今日泊まるホテルは「フィエスタ・アメリカーナ・メリダ」 とっても近代的な
ホテルだ。
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【グラシアス・メキシコ】 71 フィエスタ・アメリカーナ・メリダは、豪華なホテル
「フィエスタ・アメリカーナ・メリダ」 ホテルの周りに奇麗な馬車がたくさん停っている。 豪華なロビー、奇麗なショッピングアーケード 目もくらむような天井 「今までのホテルと違うね 豪華豪華」 メキシコシ ...
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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