最初の観光地「トゥーラ」 駐車場に降り立、さぁ 物売り。。。。。は
「いない」 物売りどころか 他の観光客の姿も見えない。
「ねぇ 物売りいないねぇ?」
と会話する私たち。
「物売りがいないと旅行に来た気がしない」
と考える我々は少々物足りない。
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トゥーラの遺跡
ガランとした駐車場を通って博物館らしき建物へ向かう。
「見学の前にトイレ休憩をします」 と言うことで早速トイレへ
「なんだ これ」 男子トイレは、まるで流しのような 雨どいのような
場所があるのみであった。 ステンレスのような場所でするのは、ちょっと気がひける。
ガイドの宮下さんの後をついて 遺跡に向かいます。 が遺跡らしきものは見えません。
そのかわりバスから見た 各種サボテンが植えてありました。
そのなかでも竜舌蘭が巨大である。
2m以上ある竜舌蘭が何本?も生えている。
少し歩くと浅草の仲見世のような形で道の両側に店が並んでいた。まだ朝が
早いのか人があまりいない。 それでも民芸品を並べながら「○×○×○×○×」
とスペイン語らしき言葉で話し掛けてくる。
仲見世?を越えると工事現場のような場所が見える。
「えぇ あれが。。。」
我々の前に見えるものは、高さ20mぐらいの台形の石の建造物 台形の上辺には
柱が何本も立っている。
「トゥーラの遺跡」観光が始まる。
タルー、タブレロ
ピラミッドに近づくと不気味な壁画が見えてくる。 生贄、ドクロ、ヘビなどが
壁に掘り込まれている。 一部だが彩色も残っている。
「メソ・アメリカのピラミッドは、エジプトのピラミッドとは違って必ず頂上に神殿が建っています。 その形も 真っすぐ延びた縦のラインと少し斜めになったラインが交互になっていて それぞれ タルー、タブレロ と呼ばれています」
宮下さんのこの「タルー、タブレロ」という言葉はこの後の遺跡観光にも必ず出現
します。
「確かにエジプトのピラミッドとは違う!」
専門家でもない我々でもはっきりとわかる違い!
ピラミッドをのよこを通り背後に向かう。
「ここにあるのは、チャックモールです。」
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我々の目に映ったのは、首のないチャックモールであった。 チャックモールは
生贄の心臓を捧げた祭壇です。その血なまぐさい儀式に使用されていたのになぜか
愛嬌のある顔をしている写真をガイドブックでよくみることができます。
※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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【グラシアス・メキシコ】 14 チャックモールの呪い
「このトゥーラの遺跡は、トルテカ文明の中心地です。 トルテカ文明は、明日 行く予定のティオティワカン文明が滅んだあと栄えました」 宮下さんのガイドは波に乗っている。 スポンサーリンク 血まみれなチャッ ...
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