すっかり忘れていいましたが昼食です。
「カバーの遺跡」から20分ほどで小さなホテルに到着
ホテルの名前は「ミシオン」
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昼食のメニューは、スープ、牛肉or豚肉or魚のフライor鳥肉から選択 鳥肉を頼みました。
プリン、果物、バナナパイ、コーヒー と もちろんビールも注文暑さに弱い私たちにとってこの瞬間が一番楽しい時間です。
さて昼食も終わりホテルのロビーで少し休憩
窓の向こうに広がるジャングル そして 「ウシュマルのピラミッド」が見える。
ジャングルの向こうにかすかに見えるウシュマル 魔法使いのピラミッドあまりにも感動的な景観
感動のあまり写真を撮ることも忘れるほどであった。
「この風景は二度と見られない」
しっかり目に焼き付けることに神経を集中した。
今日はこの後 この旅行の最終目的地 メリダへと向かいます。
バスで約2:30分 夕方にはメリダ市内に到着する予定である。
ふたたびジャングルの一本道をメリダへと向かいます。
ビールの軽い酔いが爆睡のかなたへと導いてゆく。
どのくらい寝たであろうか? バスから見える風景が一変している。ジャングルの一本道から緩やかなカーブで坂を上っている。
頂上付近まできたころであろうか
「みなさん ちょっとお休みのところ失礼します。」
宮下さんの声でツアー客は起きはじめた。
山というより峠であろうか?
緑色の絨毯がどこまでもどこまでも続いている。
「おぉおおおお」
世界を旅してきた強者達のツアー客も思わず声をあげるほど感動的な景色が目の前にあった。
バスはゆっくりと降りはじめる。
ユカタン半島を北上
マヤ文明の最深部に近づいてゆく
小さい村をいくつか通り過ぎ「メリダ」市内へ。
ここはすでに熱帯地方に位置しているので少しでも暑さを緩和するため壁が白かパステルカラーに塗られている。
この街は16世紀にスペイン軍のマヤ族制圧の本拠地として建設された街である。
そのためか街並みがスペインそのもの。
しかし歴史は不思議なもので、今ではマヤ遺跡群の観光基地になっている。
夕暮れなのでたくさんの人が出ている。
2代目カルロス運転手と宮下さんがなにか話している。
「みなさん カルロスさんのご好意でソカロに少し停車することにします。ただし 融通の利くお巡りさんがいればの話ですけど」
融通のきくお巡りさん??
つまり 賄賂の効くお巡りさん いやはや奥深いメキシコ
観光の運不運が「賄賂の効くお巡りさん」にかかっているとは・・・
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【グラシアス・メキシコ】 70 豪華な教会
さて ソカロにはたくさんの人が集まっていた。 「みなさん バスから降りて写真を撮ることができますよ」 どうやら「融通の効くお巡りさん」がいたらしい。 大変幸運だった。 スポンサーリンク バスから降りる ...
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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