「フィエスタ・アメリカーナ・メリダ」
ホテルの周りに奇麗な馬車がたくさん停っている。
豪華なロビー、奇麗なショッピングアーケード 目もくらむような天井
「今までのホテルと違うね 豪華豪華」
メキシコシティー以来 久々の豪華ホテルだった。
「馬車でさっきのソカロまで行きたい人は私に言って下さい。 交渉のお手伝を
します。」と宮下さんの声を聞きながらチェックインが済むまでツアー客はのんびり
過ごす。ここが自力旅行と違うところ 楽してます。
まぁその分高いんですが
キーを渡されエレベーターへ ロビー側が透明なエレベーターに乗って3階へ
私たちの部屋は端の方であった。
「このフロアー禁煙だよ」
喫煙希望だったのにフロアー全面禁煙の部屋になっている。
「藤野さぁん」 と奥さんは添乗員の藤野さんを呼びに行く
「煙草仲間の藤野さんは何処!!!!!!」
階段を下り 藤野さんを探す。
「いたいた」
「藤野さん 部屋が禁煙なんですけど はぁはぁ」←息が切れている
「あ そう ちょっと待ってね」
藤野さんはフロントに掛け合う
「後で灰皿を部屋まで持ってきてくれるそうです」
「へ 禁煙フロアーなのに」
と疑問を持ったがホテルが側がいいというのならいいんでしょう
と一安心して部屋に戻る。
でも結局 灰皿はこなかった。 まぁいいか!!! 吸っちゃえ吸っちゃえ
しかし 遺跡をこよなく愛する奥さんはしっかり携帯灰皿を持っているので
ご安心を 決して空き缶に捨てたりしません。
暑くて出かける気力もない軟弱夫婦は「涼しいホテルでゲーム」 じゃなくて
ホテル探検に向かう。 書店にはコンピュータの雑誌まである。(しかも
スペイン語では、なく英語だったりする) ファッション雑誌やおもちゃCD
もう浦和の伊勢丹とかわらないぐらい物が溢れている。
ふと ミトラ遺跡の民芸品売り場を思いだした。
「なんだろうな この差は同じ国なのに まるで別の世界みたいだ」
夕食までの時間をホテル内でふらふらと過ごした。 コーラを飲んで宝石屋や
民芸品 などなどを見た。 飽きてきたので「ぼーーーー」人の流れを見ていた。
夕食はバイキングツアーに参加している2人が誕生日で多いに盛り上がる。
「さぁ 明日は最後の観光」 「そうか 最後なんだ」
長いと思っていた旅も終盤に差し掛かっていた。
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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