欧州では、自動車、特にスポーツカーの脱ガソリン化が急速に進んでいます。
もうすぐ、ガソリン車が全廃(特にスポーツカー)になるかも知れません。
今回の日本のニュースに出てこないニュースは、
ガソリン仕様のスポーツカーを買うなら急げ! あっという間にやってくる電動化の波
と題して、急速に進む電気自動車をみてみよう。
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目次
ポルシェ タイカン
ポルシェは、2019年9月4日
フル電動スポーツカー「タイカン」を発表した。
購入リストに載せてもらうのに2500ユーロ(約300,192円)が必要というのに
ヨーロッパだけで2万人の申し込みがあるという。
その性能は、ガソリン車を凌駕している
トップエンドのターボSの場合、最大761psのオーバーブースト出力と1050Nmというトルク
静止から100km/hまで、2.8秒で到達
航続距離は、控えめな性能の「ターボ」だと、最大450kmとされている。
すでに十分な実用性を兼ねている。
進む電動化の波
フェラーリはSF90なるV8プラグイン・ハイブリッド
ロータスはエヴァイヤ(Evija)なる2000psのEVのハイパーカー
急速な電動化の背景には、世界的なガソリン車の規制問題がある。
欧州では2021年にはCO2を現在より3割削減、2030年にはさらに4割の削減が要求されている。
そうなると必然的に電気自動車(EV)が求められてゆく。
メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン・グループも電気自動車(EV)に積極的でドイツでは、欧州全体に3万6000カ所の充電ステーションを設置すると明言した。
日本でも規制が進む
遅れていると言われている日本でも
経産省と国交省が国内の自動車メーカーに対して、2030年度までに2016年度の実績値より32%、燃費を改善せよ
新車の平均燃費は、ガソリン1リッター当たり25.4km走行しなければならない。
という方針が打ち出された。
これに対してトヨタは
2030年にHV(ハイブリッド)/PHV(プラグイン・ハイブリッド)を450万台以上、EV/FCV(燃料電池車)を100万台以上販売
(2017年12月発表)
を前倒して 2025年の目標にした。
これは、3台に1台がEVとなれば、残りの2台は放っておいても、新規制を達成できるという皮算用があるわけです。
と言っているうちに欧州では、スポーツカーメーカーが先人を切って電動化に進んでいる。
問題山積
日本は、自動車産業で成り立っている。
全就業人口の 8.2%が、自動車関連の仕事をしています。
日本自動車工業会(JAMA)調べ
http://www.jama.or.jp/industry/industry/industry_1g1.html
このうち製造部門とガソリン関連、資材関連が、電動化によって大きな変革を強いられる。
エンジンがモーターに変わることで部品メーカーは、消滅するところも出てくる可能性も高い。
修理工場もガソリン車の需要が減ると仕事が激減する可能性がある。
燃料もガソリンスタンドをはじめ、おおきな変更を強いられるでしょう。
この変革で産業構造が大きく変わることに日本経済は耐えられるであろうか?
ガソリン スポーツカーの消滅する日
ここからは、仮の話です。
欧州では、スポーツカーメーカーが率先して電動自動車に舵を切っています。
数年後、新車でスポーツカーはすべて電気自動車になっている可能性もあります。
そうなった場合、日本にもその波がやってくるかも知れません。
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まとめ
いきなり、街からガソリン車がなくなるとは思えないけど、スポーツカーに限定するとしたら、あり得るかも知れません。
そういえば 「スバルWRX STI最終仕様」が発表されました。
スポーツカー好きは、これから悩むことになりそうです。
2018年7月、自動車メーカーの代表取締役や大学教授などの有識者で構成された経済産業省主導の自動車新世代戦略会議が、2050年までにすべての日本車を電動化させるという方針を打ち出しました。
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