とっても気持ちがよい朝であった。
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目次
インド最終日
今日は1997年1月3日、 インド最終日
部屋の窓からは、キラキラひかるアラビア海、眼下のインド門のまわりにはたくさんの人が集まっている。
レストランに食事に行き、のんびり朝食をとる。
このホテルの朝食は完全な脱インド朝食?
フレッシュなミルクにカリカリに焼かれたトースト、新鮮な果物にサラダ
もちろん食後にミルクティ(でも今まで飲んだミルクティとは違って上品?だ)をのんびり飲んでみる。
軍事大国
外出する気力がなかったのでのんびり部屋で過ごす。窓の外でもながめようか?
沖に空母らしき軍艦が停泊している。
こうしてみるとやはり軍事大国なのだなぁと思う。
やばい雰囲気
インド門の周りには物売りが店を広げ、まわりに観光客が集まっている。
そこにジープにのった軍関係者らしきひとがやってくる。
手には自動小銃を持っていたりしてかなり物騒な連中だ。
物売りを追い払い、インド門の側に停泊しているボート類も沖に出させる。
観光客を追い払っている。
「えぇ なになに クーデター???」
「まさか あんな小規模で」
「でも軍隊だよ」
などと思いながら高みの見物。
20分ぐらいかけてインド門から完全に人を追い出した。なにが始まるのだろう??
集合時間が来たので部屋を出る。
その前にもう一度アラビア海をながめた。
どこまでも続く海の向こうは、中東です。
「アラブにも行ってみたいね」
ロビーにつくとすでにツアーの人が集まっていた。
お元気兄ちゃんもちゃんといる。
「楽しかったですか? インド」
あいかわらず声が高い。
「もう一度来たいですね。今度は、南かもっと北にでも」
と答えた。
本当にもう一度来たいと思っていた。
12:30 バスが来てもいいはずである。が、なかなか来ない。
気がつくと、ロビーに怪しい目つきのかなり背が高い欧米人がいた。
サングラスをかけ、胸にはなにかタッグをつけている人もいる。右手を背広の中に入れている。
かなり神経質にあちこちを回っている。
だんだんあたりの様子がおかしくなる。
TV局らしきスタッフがロビーに一角で収録を始める。
女性レポーターらしき人が、誰かをインタビューするらしい。
目つきの悪い人がこちらをジロジロ見ている。
「いったいなにが始まるのだろう?」不安と興味が綱引きをしながら頭を駆け巡る。
バスは、まだこない!!!
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