元気な宮下さんと共にウシュマルの遺跡を後にする。 バスで約10分 次の
目的地「カバーの遺跡」に到着
「この遺跡はウシュマルとは違い まだあまり整理されていない遺跡です」
たしかに施設らしきものは何もなかった。
そのかわり人の手のあまり入っていない遺跡が見える。
ウシュマルの様な大きなピラミッドは見えない。
遺跡らしきものが見える反対側にバスが止まる。
「あっちの遺跡は後で見ますのでまずはこちらに来て下さい」
宮下さんの進む方向は、何も見えない。10mほど草を刈り込んだような道を
進んでゆきます。両側はもちろんジャングル
「あれピラミッド?」 ジャングルの中に砂山のように見える山が見える。
「このあたりにはまだ整備されていないピラミッドがたくさんあります」
崩れているピラミッドと思われる建造物には密林の草や木が絡み付いている。
さてJTBツアー一行はジャングルの道を先に進む
と白い門のようなものが見えてきた。
「この門は、凱旋門と呼ばれています。 正式にはマヤ門と言う名前です。
この門から先程観光したウシュマルの遺跡まで サクベ と言われる白い道が続いて
いました。 今はここで途切れていますが ウシュマルまで約22Kmの聖なる道がありました」
「よくつくるなぁ!!」
とため息がでた。
同じ道を戻って「カバーの遺跡」に向かう。
ジャングルの一本道をよこぎり広場に入る。
これから整備される遺跡らしく芝生などは生えていない。
「瓦礫?」とも思える遺跡が見える。
「この神殿は仮面の神殿です。雨の神 チャックが奉られています。」
石の数は全部で7500を越えている。
チャックの神殿と言われるだけあって 象のような鼻をもったチャックで埋め尽くされている。
この顔が仮面の神殿の由来らしい。
仮面の神殿をグルリと一周する。相変わらず日陰を探して歩く軟弱夫婦である。
中央の神殿に到着 上から見るとかなり高い。
「ここは柱の神殿と言われています」
柱が中央広場にある。 この柱が日時計だったらしい。サウナも完備していたと
言う説明に???? だった。
お決まりの自由時間が10分ほどあったが軟弱夫婦は日陰を目指して一直線
入り口付近の潅木の下に潜り込む。
小さい土産物売り場がそばにある。 でも土産物を売りに来ない。彼らもやっぱり
暑いのか。 労働意欲がない
「そうだよなぁ暑いもんな」
仕事をしていない彼らに同情してしまった。
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【グラシアス・メキシコ】 69 融通のきくお巡りさん
すっかり忘れていいましたが昼食です。 「カバーの遺跡」から20分ほどで小さなホテルに到着 ホテルの名前は「ミシオン」 スポンサーリンク 昼食のメニューは、スープ、牛肉or豚肉or魚のフライor鳥肉から ...
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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