「みなぁさん この竜舌蘭の甘いしるでテキーーーラをつくります」
ロバのビール
長い説明の後 いよいよロバに向かう
「このロバがぁ ビールを飲みます。いいですか あっと言う間ですよ」
親父は我々がメキシコに来てから愛飲しているコロナビールをロバの足下に置くと思ったら
「バフ」
と瓶をくわえ 一気に飲み干すロバ
「おぉおおお」
と一同 感嘆の声
「毎日 これをやっていたら アル中になるぞ」
とか
「もう一本」
とかツアーの人間は勝手なことを言う
と言っている私も
「でも 最初から口が開いていたビールて??? 砂糖水じゃないの??」
と疑いをもっていた。
「おぉおお 次のバスがきた!!!」
とわざわざ日本語で説明しながら
到着した別の観光バスに向かってゆく
おやじ
こうして ロバ君は、毎日毎日ビールをたくさん飲んでアル中への道をたどってゆくのであった。
ソンブレロがほしいけど
トイレに行って店の中のお土産屋を物色?
ルチャリブレの覆面が売っていて欲しかったのだが、これは 却下された。
「ぎゃぁーー 虫だ」
手に取ったテキーラらしき瓶には、虫がしっかり沈んでいた。
「これは テキーラじゃなくて メスカル というお酒です。 竜舌蘭に付く虫を入れるのがいいとされています」
宮下さんの説明で買う気になったこの逸品も却下される。
欲しかったなぁ 虫入り酒 日本でみんなで飲んだら楽しかったろうなぁ!!
(そんなこと ないか)
外に出て 暇そうなロバ君と記念撮影をしたりする人や民族衣装??のソンブレロ
をかぶった写真を撮っているうちに すっかり「ティオティワカン」を忘れて
しまった。 罪なロバさんである。
再び「ティオティワカン」に向かう。ここから約20分 いよいよ待望の
ピラミッドに会える。
※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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【グラシアス・メキシコ】 32 ティオティワカン
ティオティワカンは緩やかな山々に囲まれています。 ピラミッドは予想より低く見えます。 テオティワカン バスから降りティオティワカンに向かう。 ティオティワカンは350年~650年にかけて繁栄を極めたラ ...
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