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不思議な世界

米国防総省が公表した「UFO報告書」とはなんなのか? その実態を探る

真・ヤオイズム: 頑張らないで生き延びる 矢追純一 ヤオイズム (ソリッドアライアンス出版)

木曜スペシャル 矢追純一 UFO特集 

不気味なオープニングテーマと早口でまくしたてるナレーション、不気味なグレイと呼ばれていた宇宙人
当時、本ばかり読んでいた根暗な少年にとって「水曜スペシャル 川口浩探検隊シリーズ」「木曜スペシャル 矢追純一 UFO特集」は、必見の番組で朝からソワソワと落ち着かない時間を過ごしていました。

「矢追純一 UFO特集」は、UFOが存在しているかどうかではなく、存在していて宇宙人が乗っているという前提で作られていたのでUFOは実在して宇宙人は地球に来ているという検証番組でもあった。

あれから 何十年 日本では、その後に起きた超能力ブームでインチキがバレたこととあの新興宗教の事件により オカルト的なものは、消えていきました。

しかし、ムーのように多くの雑誌が消えてゆく中 しっかりとオカルト好きの人たちの心をガッツリ掴み、YouTubeの時代になってオカルトが再注目、廃墟ツアーが大流行で問題になっています。

一方、米国では、「UFO報告書」を米国防総省が公表しました。

今回の日本のニュースに出てこないニュースでは、
米国防総省が公表した「UFO報告書」とはなんなのか? その実態を探る
と題して、「UFO報告書」について考えてみよう。

米国防総省 「UFO報告書」

米国防総省と国家情報長官室は、2021年6月25日に「Preliminary Assessment:Unidentified Aerial Phenomena」を公開した。
Preliminary Assessment:Unidentified Aerial Phenomena 直訳すると「予備評価:未確認の空中現象」というべきでしょうか?
「未確認の空中現象」というわけですから「UFO報告書」として問題ないと思います。

この報告書 表紙を含めて9ページの少な報告書ですが、内容を見ると「宇宙人がすでに地球に来ている」なんて衝撃的なものではなく、「説明できない物体」に遭遇した144件の事例を調査したものである。

UFO信者からすると期待はずれな部分もありますが、未確認飛行物体(UFO)を国防相が認めたという意味は大きい。

しかし、内容をみるとUFO研究科には、がっかりする内容だと思われます。

1/144

報告書には、2004年11月から21年3月の間に米軍パイロットが遭遇した144件の「説明できない物体」の事例を調査したものです。

調査報告によると144件の事例で1件だけ信頼度の高い調査がさえていて 結局「風船だった」という結論で それ以外の143剣の事例については、
「自然大気現象か米国や他国の飛行体であると推測される」と結論付けられていた。

報告書では、
「未確認の空中現象(UAP)に関する質の高い報告は限られている。このためUAPの性質やその意図について、確固たる結論を導き出すことは困難である」
(未確認の空中現象(UAP)=一般的にはUFO(未確認飛行物体)としてよい。)
と結論が出されている。

結局、よくわからない

という結論だった。

そこには、地球外生物がUFOに乗ってやってきた などとは、ひと言も書いていなかった。

がっかりしたUFOマニア?

この報告書は、UFO研究家(マニア)の間では、待望の公開と言われていましたが、内容は、刺激的なことは一切書かれていなかった。

さぞかし、UFO研究家たちは落胆しているかと思ったのですが、どうやらそうでもないらしい

政府が正式に“上空の奇妙な光”に関する情報を公開したという意味は、「わからないものが空を飛んでいる」ということを政府機関が認めたということで、それが、「自然大気現象か米国や他国の飛行体であると推測される」と報告があっても「わからないものが空を飛んでいる」という事実が認められたという意味になるからだ。

UFOなどの説明のつかない現象の研究をしているTo the Stars Academy of Arts and Sciences」(To the Stars)という団体では、
「間違いなく2000年代で最大のニュースです」
「真実が明らかになりました。もう後戻りはできません」
(元米中央情報局(CIA)幹部のジム・セミヴァン To the Starsにかかわる)
と言っている。

政府が、UFOを認めたわけじゃないけど 否定もなにもしていない。
そして「わからないものが空を飛んでいる」という事実を政府が認めた。

これで、喜んでよかったのかなぁ・・・
もっとも政府からインディペンデンス・デイのような侵略がある なんて言えないだろうけど

3つの動画

2020年4月27日(米国時間)、米国防総省は未確認現象との遭遇を示す3つの動画の公開した。
動画は、2004年と15年に海軍のパイロットが撮影されたもので3本あります。

動画のリンク先
https://www.navair.navy.mil/foia/documents

FLIR.mp4

Video - FLIR.mp4 - Please download
赤外線カメラで楕円形の物体が急激に速度を上げている
2004年撮影

GOFAST.wmv

Video - GOFAST.wmv
低い高度で海上を飛ぶ小さな白い点をジェット機の赤外線カメラで撮影されている。
2015年撮影

GIMBAL.wmv

Video - Gimbal.wmv
「とんでもないドローンだ」とパイロットが叫んでいる。
2015年撮影

これらの動画は、
「動画はすべて、監査権をもつ国防総省の機関によって“1910プロセス”の下で審査され、国防総省の公表前審査によって無制限の公表を許可されたもの」
“1910プロセス” とは、「国防総省書式1910」という、国防総省の情報の一般公開を求める際に使用されるものに基づいている。

これらの動画は、「非機密」とされ国家安全保障上の制約ではないとされている。
だから 公開されているわけです。

この動画に対しては、、国防総省は、「未確認」としただけで宇宙人とかいう発表はない。
「未確認」で「非機密」だから公開した。
ただそれだけです。

ロマン

UFOに関しては、冷戦時代の産物という見方もあった。
ソビエト連邦の先端技術ではないのか?
と国防側は考えるだろう。

そこで 兵士によるUFO目撃事例を調査するために1947年に「プロジェクト・サイン」、1948年に「プロジェクト・グラッジ」を立ち上げて調査をしていた。
さらに1952年から69年にかけて「プロジェクト・ブルーブック」を立ち上げて調査を開始(矢追氏の番組にも出てきます)
これらのプロジェクトは、UFOの研究が成果につながる可能性は低いと「コンドン報告」の発表で終了、以後「この技術が、ロシアや中国のものである可能性は限りなく低い」とされて結論付けられている。

ところが、、元米中央情報局(CIA)幹部のジム・セミヴァンによると多くは、自然現象かも知れないが、説明できないもののいくつかの可能性として
「地球外生命体」「次元間的生命体」、「超古代文明 超地球的生命体」であろうとコメントしている。

なんだか、CATVで絶賛放映中の「古代の宇宙人」みたくなってきた。

一方、天文学者たちは、UFOが、「地球外生命体」だったとしたら「地球外生命体が存在する可能性」「知的生命体も存在」という大きな命題に近づくことができるわけである。

どちらにしろ UFOというのは、ロマンという言葉が合っているような不思議なものであり、映画、ドラマをはじめ 多くの経済的高価をもたらしている。

まとめ

少年時代に「木曜スペシャル 矢追純一 UFO特集」の洗礼を上受けた人の多くは、60歳に近づいていて、老後という時代を迎えようとしている。
世の中わかったような気になっているけどUFOというキーワードは、まだ、ロマンある世界になっていると思います。

残念ながら 今の日本では、このような テレビ番組は、つくれる予算も人材もいない。

「木曜スペシャル 矢追純一 UFO特集」を見てきた世代にとっては、寂しい限りである。

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  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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