アジャンター観光が続く
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第19石窟に入る
ここは大乗仏教の礼拝堂です。
僧院の構造とは違い、真ん中に釈尊(注:おしゃか様のこと)の象徴のひとつであるストゥーパ(仏塔)があり、天井は木材で作ったように梁が削りだされていた。
今日は1月1日です。
我々はストゥーパの周りを回って初詣をした。
「歴史ある場所で初詣をしたので、今年は、いいことあるかなぁ」
と思っていたら、
サリーを着たおばぁさんに「チップ、チップ」と請求される。
「おいおい、お賽銭ならともかく、チップはねぇだろ」
と思いつつ1ルピーをあげる。
(たった1ルピーしかあげないなんて! やっぱり我々はケチである)
第26石窟に入る
内部には、巨大な涅槃仏(ねはんぶつ)(釈迦様が死んだときの姿で仏教では入滅ともいう)があった。
石窟と一体化しています。
巨大な涅槃仏や礼拝石窟群などを見ていると、彼らの宗教に対する力の偉大さが伝わってきます。
「あのね この せっっくつは、一番 おおきな せっくつです。 天井をみてくださぁい。 ほかのせっっくつ と同じように、木でつくったように、柱が浮き彫りにされています。みなさん、ここで解散しまぁす。じゆうに みてくださぁい。11:30になったら 一番最初にみた場所にあつまってください。いいですか」
カーン氏のイントネーションは相変わらず変だ
我々はさらに奥の石窟を目指す。
一番大きな石窟にたどり着くと、あやしい「コーラ売り」がいた。
コーラやオレンジジュースのビンを汚いバケツにいれて冷やしているようだ。
「このあたりまで来た人は、きっとコーラを飲みたいだろうなぁ~」 と予想しての配置だろうか?
我々は「コーラ売り」を横目にミネラルウォーターを飲み、巨大な岩の日陰で休む。
太陽は、ますます暑く肌をジリジリ焼いてゆく。
今は1月なので一番寒いはずなのだが、ここアジャンターは暑い。
「いったい夏に来たらどうなるんだろう」
考えたくない夏のインドです。
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【インドからミルクティ】 55杯目 インドの宿事情
集合場所に向かう。 石窟群は高低差がかなりあって上り下りが激しい。 時折梯子のような狭い階段があったりする。 スポンサーリンク おばちゃん落ちないでね 右手は、断崖絶壁だ! その狭い階段を登ろうとした ...
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※写真はイメージです。
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