さて飛行機に乗り込み約30分、ゆっくりと滑走路に向かうボーイング737
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目次
45分でオーランガバードのはず
「後45分でオーランガバードだ」
のはっずですが
滑走路に向かう途中でストップ
「滑走路が混んでいるんだろう」
「インドだし そのうち飛ぶだろう」
嫌な予感
なぜか後ろ向きに飛行機が動いて行く。
「おやぁ」と思っていると、滑走路ではなく駐機場の隅に付く。
よく聞き取れない現地語&英語でアナウンスが入る。
「どうやらトラブルらしい」
「でも、まぁ、そのうち飛ぶでしょ」
という楽観ムードなっていた我々の目の前で乗務員がバタバタし始める。
「もしかしたら」
「エンジン故障のため調査中です」
アナウンスが聞き取れた。
飛行機の外を見ると、作業者らしき車が2.3台やってくる。
タラップの車もやってくる。
スパナで飛行機を修理
乗務員はドアを開け、作業員を乗せ始めた。
「おい、スパナもってるよ」
作業員は、スパナにハンマーを持って乗ってくると、ニヤニヤしながら我々を見ている。
いきなりコックピットのドアが開き、パイロットが外に出てくる。
入れ替わりにスパナのインド人が中に入り、なにかゴソゴソやっている。
ドアが開けっ放しなので、コックピットは丸見えです。
そのためかえって不安を駆り立てます。
フライトアテンダントのインド美人は、トランシーバーを持った空港職員と何やら話しながら、ゲラゲラ笑っている。
スパナのインド人がなにか大声で話を始めると、外からはまた何人かやってくる。
相変わらずコックピットが見えている。
そのうち我々の視線を感じたのか、ドアがバタンと閉められた。
約30分、多くの人々がコックピットを出入りしたあと、空港のバスがやってくると同時によく聞き取れないアナウンスが流れる。
飛行機故障で大晦日の空港へ戻る
ラジャーン氏が立ち上がり、川田さんに何か話している、その瞬間「あちゃ~~~」という顔をした川田さん
予想通り、飛行機を降りることになった。
外は、真っ暗です。
大晦日の雑事から離れた「優雅な海外旅行」に暗い影が襲ってきた?
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【インドからミルクティ】 48杯目 サモサとミルクティで大晦日
荷物を抱えて、再びバスに乗ってロビーに向かいます。 夜になって蚊が大量発生してきました。 スポンサーリンク 代わりの飛行機は来ない 蚊を手で払いながら 「代わりの飛行機は来るんですか?」 と私達の問い ...
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