2019年は、香港で大規模なデモが発生しました。
あれ? 香港のデモって新型コロナウィルスの状況で消滅したんじゃないの?
と自分も思っていたのですが、どうも そう簡単なものではなさそう
ということで、香港の情報を海外のニュースから拾ってみました。
最後まで読んでいただければ幸いです。
スポンサーリンク
目次
反政府勢力の集会
2020年5月10日の出来事です。
数百の人々がいくつかのショッピングセンターに集まり、独立と市の北京に後援された指導者の辞任を要求
8箇所のショッピングセンターに「独立と市の北京に後援された指導者の辞任を要求」の声があがりました。
人数は、合わせても数百人程度で昨年のような街が閉鎖されるような状況ではなかった模様です。
下の写真は、「逃亡犯条例」改正案の撤回を求めて抗議デモに集まった人々(2019年6月16日)
(c)HECTOR RETAMAL / AFP〔AFPBB News〕
香港のデモ
昨年、当ブログで何度か取り上げたので詳しくは、リンク先を読んでいただけたらと思いますが、要約すると
「逃犯条例改正」という中国寄りの法案に対して、反発したことに始まりました。
香港は、暴力的なデモが何ヶ月にもわたって繰り広げられ、「逃犯条例改正」から「広範な民主化運動」へと姿を変えていきました。
中国共産党の支配力が香港に対して圧力がかかる危機感が、デモの拡大になったと考えられています。
-
香港のデモは、なぜ起きたか? 一国二制度は、守られるのか?
香港のデモの話 英国がしゃしゃり出てきて中国が不快感を表した。 しかし「恥知らず」は、言い過ぎだろう もっとも世界の混乱のいくつかは、英国にあるんだけどね スポンサーリンク 香港 最新ニュース 201 ...
続きを見る
新型コロナウィルス
香港のデモは、クリスマスにも行われました。
-
香港は、クリスマスも関係なくデモが続く
クリスマスを迎えた香港 香港の指導者キャリー・ラムは、多くの住民と観光客がクリスマスのお祝いを 「無謀で利己的な暴徒のグループによって台無しにされた」 とコメントしている。 ここからデモが始まった 香 ...
続きを見る
しかし、新型コロナウィルスのパンデミックの状況で人々は、家に引きこもることになり、デモは、自然消滅となっていました。
再活動
新型コロナウィルスが落ち着くことにより、2週間にわたって反政府抗議運動が復活しはじめました。
これに対して、当局は、デモについて抗議を発表
香港の弁護士であるローレンス・マは、外国政府が香港での大規模な抗議から得るべきことはたくさんあると主張
アルジャジーラの記事より
「私は、抗議者たちが香港政府と北京政府に不信感を抱いており、カオス、無政府状態、不安の恩恵を受けている外国の利益に目をくらませているのではないかと懸念している」
「何十万人もの人々がこれらの集会に参加しました。しかし、私はこれを目覚めの呼びかけと見なします。西側メディアによる北京と香港政府の絶え間ない中傷に立ち向かうには十分ではありませんでした。」
「香港では暴動から自由がもたらされると信じている抗議者は少数派だ」
一方、抗議活動の学生たちは
「これは単なる準備運動であり、抗議運動を再開する必要がある」
「デモ活動が運動が生き返っている兆候で、私たちは今、目を覚ます必要がある。」
と強気である。
はぼぞうの一言
2020年5月5日、中国の香港事務局は抗議者を「政治的ウイルス」として非難、デモ隊が解任されるまで領土は落ち着かないと警告
また、香港当局は、中国の国歌を侮辱することを禁止する法律を可決する計画は、2020年5月8日に市の議会で乱闘を引き起こしている。
現在の所、まだ小規模で昨年のような香港全地域でのデモにはなっていないと思われます。
新型コロナウィルスの影響で一旦は、沈静化した香港ですが、地異性化された後に再びで反対運動が起こるのか?
それとも経済復興が優先されるのか?
新型コロナウィルスの影響で世界のニュースが埋もれている間に 再びいろいろなところで争いが起こりつつあります。
香港の続報については、新しい展開があったら報告いたします。
スポンサーリンク