イスラム社会は、現在ラマダンという期間に入っています。
ラマダンとは、イスラム社会で重要な儀式で基本
「日の出から日没までの時間を断食」をします。
ラマダンについて詳しいことは、リンク先を見ていただくとして、
ラマダンの期間は、2020年は4月23日(木)より5月23日(土曜)になっています。
新型コロナウィルスは、国、季節、宗教、人種も関係なく広がっているわけですが、サウジアラビアもその例外ではありません。
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目次
サウジアラビアの状況
ジョンズホプキンス大学の新型コロナウィルスの情報によると
これまでにサウジアラビアで16,000件を超える感染が確認、136人が死亡、2,215人が回復しています。
現在、サウジアラビアは、3月末にメッカとメディナの聖地への外国旅行を禁止、4月2日から都市で24時間の封鎖を実施しています。
いわゆる、ロックダウン状態に入っています。
また、150以上のサウジアラビアの王族も感染、ファイサルビンバンダルビンアブドゥルアジズアルサウド王子も感染していると米国のニュースでは出ています。
このようにサウジアラビアも他の多くの国と同じように閉鎖をして感染拡大を防ごうとしています。
巡礼の地
サウジアラビアには、イスラム教で非常に重要な聖地が多く
メッカ、メディアには、世界中のイスラム教徒が祈りを捧げにやってきます。
もちろん、聖地には、非常に多くの人々が集まるので感染の可能性が極めて高いためクローズ状態が続いています。
2020年4月24日に撮影された写真は、メッカのグランドモスクSTR / AFP
一部解除
2020年4月26日(サウジアラビア時間)サルマン王の命令により
「24時間閉鎖していた門限を5月13日まで 午前9時から午後5時まで解除」
「商取引と経済活動の一部の再開を許可」
と発表しました。
ただし、美容クリニック、理髪店、映画館などの生活に必要以外の店舗は、再開の許可が出ていません。
はぼぞうの一言
欧州、米国のいくつかの州、インドまど、少しずつ規制を緩めています。
長期間、規制をしても感染が止められないとか、生活の影響、経済の影響が徐々に問題になってきました。
新型コロナウィルスを制圧しても経済が死んでしまったら、失業者が街にあふれ、社会は混乱、治安の悪化などが、予想されます。
決定的な治療薬が出ていない以上、いつまで閉鎖しても
「経済的に死を待つだけ」
という状況から、少しずつ規制を緩めていると思われます。
新型コロナウィルスと共生を言っている学者もいますし、敢えて規制をゆるくしているデンマークやスウェーデンなどもあります。
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日本は、どうするのか?
高給をもらっている責任のある人達は、腹ををくくる時期が近づいてきているような気がします。
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