香港では、、新しい中国国家安全保障局が市に開設されました。
中国当局の締め付けが厳しく、これまでの香港のイメージは変わるだろう。
今回の日本のニュースに出てこないニュースは
香港の自由は、なくなった。中国に取り込まれるとどうなるかよく見ておこう。
と題して、香港の状況を見てみよう
最後まで読んでいただけたら幸いです。
目次
香港
香港は1997年にイギリスから中国に返還されたが、その際に香港の憲法ともいえる「香港特別行政区基本法」と「一国二制度」という独自のシステムが取り入れられた
返還から50年は、中国のその他の地域では認められていない集会の自由や表現の自由、独立した司法、一部の民主的権利などが保護されるということで、2047年までは、この制度がつづくはずだった。
中国なのに中国ではない特区として、自由な発言、民主主義運動が行われてきました。
そのため、金融都市、自由貿易の都市として繁栄してきたのです。
しかし、昨年から、中国共産党の圧力が強くなり、ついに「国家安全保障法案」という法案が可決(と言っても一党独裁なので反対などはばい)
翌日から、香港の活動家に対して一気に取締を強化した。
汎民主主義の立法者エディチューホイディック(L)、香港の人権擁護フロントフィゴチャンの副議長、および活動家のレオンクックン(R)は、香港からイギリスへの中国の譲渡の記念日に行進します[ファイル: Tyrone Siu /ロイター]
政治活動禁止
香港の学生は、歌、スローガンの投稿、クラスのボイコットなど、学校での政治活動を禁止されています。
6月の抗議行動で人間の鎖を形成する学生のファイル写真
もうすでに香港で自由に声をあげることは不可能になりました。
一方、全国人民代表大会常任委員会 (NPCSC)のメンバーは、この法律は領土内の表現の自由に影響を与えていない。
と言っていますが、本当はどうだったのでしょうか?
日本では、どこかの誰かに遠慮するかのように報道されていません。
都合の悪い本を抹殺
著名な香港民主主義の著名人による本は、中国の統治都市の公共図書館で、新しい国家安全法に違反しているかどうかを調べているため、入手できなくなった。
「特定の本が国家安全保障法の規定に違反しているかどうかを検討」
香港の公共図書館
結局、当局に都合の悪い書籍を抹殺しようとしているようです。
https://www.aljazeera.com/news/2020/07/pro-democracy-activists-books-removed-hong-kong-libraries-200705135114481.html
地元当局と北京当局は、この法律は言論の自由やメディア、さらには市内の他のいかなる権利も制限しないと繰り返し述べている。彼らによれば、新法は少数の「トラブルメーカー」のみを対象としている。
まとめ
中国の支配下になると、共産党に反対する言動を厳しく取り締ままれます。
政府に文句を言うものは、逮捕され、民主化などと叫ぼうとするとどうなるかわかりません。
中国政府は、テロリズムという理由で取締を行うということですが、
「香港特別行政区基本法」と「一国二制度」は、事実上崩壊です。
今後 金融都市、自由貿易として繁栄してきた香港はどうなるのでしょうか?
南シナ海に米軍が空母2隻を派遣しています。
米空母「ニミッツ」と「ロナルド・レーガン」が南シナ海で複数の軍事訓練を実施した
/Petty Officer 3rd Class Keenan Daniels/US NAVY
緊張が続く米国 vs 中国 南シナ海は、日本の生命線である石油のシーレイン
他人事ではなさそうですが、政治家は、どう動くのでしょうか?