「アストロ球団」(Amazone プライムビデオ)実写化不可能な野球漫画を実写化 ツッコミを入れているうちハマってしまう野球ドラマ【おうちで楽しむ週末映画】
汗、青春、努力、根性の高校野球も終わり
そこで今回は、超絶野球ドラマ「アストロ球団」を取り上げます。
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目次
野球漫画王国 JAPAN
野球漫画といえば「巨人の星」「キャプテン」「ドカベン」「野球狂の詩」「侍ジャイアンツ」「タッチ」などなど
世界で一番、野球漫画が多いのは、間違いなく日本でしょう。
大きく分けて
- 青春野球「キャプテン」
- 努力と根性「巨人の星」
- ラブコメ野球漫画「タッチ」
- 魔球もの「野球狂の詩」「侍ジャイアンツ」「巨人の星」
というように分類できるのですが、これらの野球漫画をすべて超越した漫画が、1つだけ存在する。
超人野球
「アストロ球団」
無理やり分類すると「超人野球」野球漫画の常識をひっくり返すぶっ飛んだ漫画です。
1972年~1976年に少年ジャンプで連載されていた漫画ですが、全部で3試合
そして、試合中に死人が出るという
「スポーツを逸した決闘」である。
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特に3試合目のビクトリー球団では、壮絶な殺し合いをしながら、最終的には、スポーツマンシップで正々堂々と試合になってゆくという展開
そして、アストロ球団のメンバーは、超人なので、魔球や打法が、「消える魔球」とか「分身魔球」なんて、完全にぶっ飛ぶほどの「超絶魔球と超絶打法」が続く
「バット割って、打っているだけだろう
なんて ツッコミを入れるなんて、失礼になるほど、超絶野球漫画です。
ドラマ化
原作が、すでに野球のルールとか常識とかをを超越している「超人野球漫画」
それを実写化するという暴挙に出た挙げ句
原作の持つ世界観を見事に実現しているのが「アストロ球団」です。
いろいろと予算の関係もあり、話題の「全裸監督」のようなカネはかけられないけれど、作り方によってここまで「ハイ(Highではなくハイな気分)のドラマ」ができるとは、テレビも頑張っているぞ!
魅力的なキャラクター
癖の強いキャラクターの集団で頭がイカれそうですが、以下の登場人物に注目してください。
伊集院玉三郎と伊集院大門の壮絶な兄弟対決
氏家慎次郎という特攻帰りの謎のピッチャー
バロン森の男気
ロッテ監督の金田正一
そして、主人公 宇野球一のライバルとなる峠球四郎
このあたりに注目すると物語が俄然面白くなる。
一試合完全燃焼
この漫画は、超人が野球をやっているけど、根本的には、男の意地とプライド、そして根性
なにより「生きざま」を表している。
何よりも熱い漫画であり、ドラマである。
おっさんドラマ
正直、若い人が観ても意味がわからない、くだらないドラマかも知れない。
あるいは、一周してハマる人がいるかも知れない。
オーバー50歳にとって、この野球漫画は、少年時代の通過点である。
忘れかけていた、「男の生きざま」を教えてくれるかも知れません。
そして、一緒に応援歌を歌おう♫
「男なら男なら・・・♫」
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まとめ
少年ジャンプでも異色な漫画でしたが、この「ぶっ飛んだ野球漫画」が後の「リングにかけろ」につながってゆく。
演じている役者も「ニヤリ」とする配役なので楽しめます。
アマゾンプライム会員ならば無料で視聴できます。
いつまで無料なのかわからないので、今のうちに観ておきましょう