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日本のニュースに出てこないニュース

ローマ教皇 外交官向け年次演説で何を話したのか⁉️

カトリック入門 ──日本文化からのアプローチ (ちくま新書)

世界最小国家 バチカン市国は、キリスト教カトリック教会の中心である。

最高指導者 ローマ教皇フランシスコは、バチカンに赴任している外交官向けに恒例の年次演説を行いました。

2023年 ローマ教皇フランシスコは、何を外交官に発言したのか?

アルジャジーラのニュースから拾ってみました。

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ローマ教皇

ここでローマ教皇についておさらいしてみよう

ウィキペディアでしらべてみよう

教皇(きょうこう、ラテン語: Pāpa[1] / Pontifex[2]、イタリア語: Papa、ギリシア語: Πάπας Pápas[3]、英語: The Pope / The Pontiff[4])は、カトリック教会の最高位聖職者の称号[5]。

一般的にはカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者であるローマ教皇(ローマきょうこう)を指す。バチカン市国の元首。教皇の地位は「教皇位」あるいは「教皇座」と呼ばれる。また「聖座」[6]あるいは「使徒座」[7]という用語も使われる。「聖座」と「使徒座」は中世の教会法学者たちによって形成された概念で、第一に教皇を指すが、広義においては教皇庁をも指す[8]。2013年3月13日からはフランシスコが教皇を務めている。

ウィキペディア

全世界に13億人以上のカトリック信徒の精神的指導者がローマ教皇であり、その権力は絶大です。

政治にも大きな影響力があるかも知れません

また、日本のように影響を受けない国も多いと思います

バチカンには、世界中の古文書をはじめ大量の歴史的書物、文献が貯蔵されていて、その文献により歴史が塗り変わるとも噂されています。

バチカンは、世界中にある教会が集めた情報があるので世界状況を把握しているという。
そのため、各国の指導者は、図書館の収用されている文献とともに バチカンに刃向かうことができないと言われている。
※都市伝説ですから真偽はわかりません。

外交官向けの年次演説

公開されている情報では主に4つである。

では、それぞれ 解説してみよう

戦争:ウクライナでのロシアの戦争

  1. 教皇は、ウクライナでのロシアのほぼ1年にわたる攻撃によって引き起こされた「死と破壊の目覚め」を非難し、戦争を「神と人道に対する犯罪」と表現した。
  2. 民間インフラへの攻撃が「銃撃や暴力行為によるだけでなく、飢えや凍えるような寒さによる」死を引き起こしていると述べた。
  3. 「都市全体または広大な地域とその住民を無差別に破壊することを目的としたすべての戦争行為は、神と人道に対する犯罪であり、確固たる明確な非難に値する」とフランシスは述べた。
  4. 1962年のキューバのミサイル危機の記憶を呼び起こす核の脅威の高まりについて警告した.

フランシスは、世界は

再び恐怖と苦悩を感じている

と述べ、核兵器の全面禁止を求めた。

死刑:イランの死刑適用に抗議

  1. 女性により大きな自由を要求するデモ参加者に対するテヘランの死刑の適用を非難した。
  2. この発言は、9月中旬からイランを支配している警察の拘留中のマーサー・アミニの死に対する全国的な抗議行動に対する彼の最も強いものでした.
  3. 「死刑は、抑止力にもならず、被害者に正義をもたらすものでもなく、復讐への渇望をあおるだけなので、州の正義とされる目的で採用することはできない」と彼は述べた。
  4. アミニの死をめぐるデモが始まって以来、イランでは少なくとも 4 人が処刑された。
  5. フランシスはまた、死刑の世界的な終焉を求めました。彼は、死刑は「人の不可侵性と尊厳を攻撃するため、常に容認できない」と説明した。

女性の権利:「彼女たちは暴力と虐待を受けている」

  1. 世界の女性の権利に関する幅広いコメントの中で、ローマ法王は、多くの国で女性はいまだに「二級市民」として扱われていると述べた。
  2. 「暴力や虐待を受け、勉強や仕事、才能を発揮する機会を奪われ、健康管理や食事さえも受ける機会を奪われています」と言いました。
  3. 教育に関するコメントとして、大学レベルで勉強したい女性に対するアフガニスタンのタリバンの最近の動きに言及している可能性があります。

南北アメリカ: 「政治的および社会的二極化の高まり」

  1. 元ポピュリスト指導者ジャイル・ボルソナロの支持者による日曜日のブラジルの政府庁舎の襲撃を引き合いに出し、南北アメリカにおける「民主主義の弱体化」に警鐘を鳴らした。
  2. アメリカ大陸のさまざまな地域を苦しめている「政治的および社会的二極化の高まり」の証拠である。
    「政治的危機が社会的紛争を悪化させる緊張と暴力の形態に満ちている」国がいくつかあると述べた。
  3. 「ブラジルで過ごした最後の数時間のことを考えている」と法王は述べたが、これは公開前の演説文には含まれていなかった。
  4. 抗議行動に巻き込まれているペルーと、ギャングの暴力が頻繁に発生しているハイチの「憂慮すべき状況」についても言及した.
  5. 「党派的な考え方を克服し、共通の利益を促進するために働く必要が常にあります」と彼は言いました。

現実は厳しい 何かが起きるわけではない

戦争については、昨年のクリスマスでも言及している

10か月の戦争による荒廃のため、家から遠く離れた暗闇と寒さの中でこのクリスマスを経験しているウクライナの兄弟姉妹の顔も見ましょう

主が、苦しんでいるすべての人々を支援するために連帯の具体的なジェスチャーを提供するよう私たちを奮い立たせ、武器の雷鳴を静め、この無意味な戦争を即座に終わらせる力を持っている人々の心を啓発してくださいますように

すべての戦争が飢餓を引き起こし、食糧を武器として搾取することを私たちは知っています

[我々は]政治的責任を負っている人々から始めて、食料をもっぱら平和の道具にすることに専念しよう

イエスの生誕地である聖地でのイスラエル人とパレスチナ人の間の対話の再開

と発言していますが、

戦争は終わる気配もない。ロシアは、社会インフラ、民間施設をバンバン攻撃しています。
プーチンは、熱心なロシア正教信者ですが人を殺しまくっているわけです。

たとえ ローマ教皇が、戦争に言及しても

何も変わりません
祈りを捧げても戦争は終わらないのです

現実問題として 世界の政治家に訴えても 効果なしというのが現在のローマ教皇の状況です。

熱心に祈りを捧げても ウクライナへの爆撃、砲撃は終わらない。

国連と同じように あるだけ、言うだけの存在となってしまっています。

そんなことないよ・・・

と言われる信者の皆様には申し訳ありませんが、

宗教は、ビジネスという一面があるのです。

まとめます。

祈り 人は祈ることによって何かを得ることができるかも知れません。

しかし、現実は、そんなことでは変わりません。

亡くなった 自分の父親は僧侶でした。
父親は、戦争帰りの元衛生兵でした。
多くを語りませんでしたが 南方戦線で薬品も医療器具も不足、手の施しようのない兵士に対して安楽死させていたようです。

供養のためか、還暦を過ぎて僧侶になったのです。

父親が亡くなる 直前 自分にこう言いました

「よく聞いておけ 宗教はビジネスなんだ」

自分は、仏教徒ですが、父親が僧侶になったときっとと同じ年齢になって その意味はよくわかります。

戦争も宗教も政治もビジネスという一面もあります。

おそらく、中心にいる人や組織は、そこを理解しているはずです。

もちろん 信仰は人にとって尊いことであります。

しかし、聖人と呼ばれる人が、ありがたい話をしても世界は何も変わらない

と言う時代になっています。

個人的な意見を書きましたが、反対意見などありましたら、コメント欄に記入願います。

参考記事:アルジャジーラ

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  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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