イランは、仲介役として日本しかなかった。
2019年6月12日 安倍首相は、イランに到着、すぐにイランのロウハニ大統領と会見
【テヘラン時事】安倍晋三首相は12日、イランの首都テヘランに入り、サーダーバード宮殿で同国のロウハニ大統領と会談した。ロウハニ氏は共同記者発表で、核合意を維持すると表明するとともに、日本がイランの立場を支持することに期待を示した。同時に「米国との戦争は追求していない」と述べつつ、イランに対する戦争があれば厳しく対応する考えを示した。
日本とイランの関係は、伝統的友好国
日本の神道や仏教は、イスラム教とは、宗教の問題が起こらない。
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イランが米国と仲違いしていても日本の外交は、イランを擁護してきた歴史もある。
新聞や一部のマスコミでは、トランプ大統領の伝書鳩のような論調も見られますが、それは、当たっているけど当てっていないとも言える。
米国もイランも戦争回避したいのは、事実
米国は、戦争したい一部の人々を退いて、基本的には、戦争は、ないと思います。
大統領選挙が来年のこの時期にわざわざ戦争して米国人が死ぬのは、大きなマイナス
振り上げた拳を下ろす仲介役は、日本でしかないのです。
安倍首相としてもロシアの外交の失態を取り返すためには、ここが勝負どころで
トランプ大統領の伝書鳩でも何でも構わない。
選挙アピールのためには、気合十分
イランとの関係は、有効にしておくほうが石油などの資源に関しても重要、そしてイランという場所は、日本の石油輸入の重要なルートでもあるのです。
国内のことをほったらかしてもイランに行かざる得ない事情は、こんなとこでしょうか?
米国の庇護のもとに発展してきた日本
米国の軍事的な庇護のもとで極東の危うい場所で生き抜いてきた日本
軍隊を持たない日本が生き残るのは、米国に頼るしかない。
ロシアや中国とまともに話ができるのも背後に米国があるからなのです。
あの永世中立国のスイスは、自国の主権を守るため強力な軍隊をもっているわけです。
最近の映画で「空母なんとか」と言う、原作と全く違うバカな映画が、あるけれど、日本がカネを払って米軍がいることが、抑止力としてどれだけ重要なことかわかっていない。
世界は打算的に動いている
世界は、もっと打算的で動いているということを知るべきだと思う。
では、米国の庇護から抜け出せないのか?
かつて、それをやろうとした首相がいたのですが、志半ばで失脚してしまいました。
この話は、またいつかどこかで。。。
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