バスに乗り「ギネスブックの世界一大きな木」に向かう。
埃だらけの道、乾いた大地が続きます。
ギネスの木
道端にはオレンジ色の花
ギネスの木が突然見えてきた。
あまり高さはないようだ。
「どこが世界一?」
世界一、大きな木といえば
「この木何の木 木になる木」
だと思っていた私は少し気が抜けた。
バスから降りて木を見てみる。
先程までもっていた考えは思いっきり吹っ飛んだ。
「すげぇ でかい」
ギネスの木は、教会の前に立っていたのですが教会の遥か上まで葉っぱが茂っている。
世界一の正体は、高さより巨大さだった。
一本の木で森が形成されている。
ラジオ局らしいアンテナを脇に見て木に近づく
「この木は サンタマリア・デルトゥーレと言います。 世界最大の容積を持っています。木の種類はアウェウェテという糸杉の一種です。どのくらいの大きさかは、ここの看板に書いてあります」
「宮下さん 看板って スペイン語じゃない」
と言う突っ込みを入れるツアー客
ギネスに木を一周する。
木陰がとっても涼しくて気持ちがいい。
物すごく太い幹 瘤がたくさんある。
苔がびっしりと生えている。
上を見上げると太陽が全く見えない。
緑色の屋根が私たちを日陰の世界へ導いてくれる。
木の瘤は色々な名前がついているらしい。
コンドルだったり羊、ライオン、お尻、XXXX(放送コードに触れるもの)だったり宮下さんが説明してくれる。
しばらく木陰の涼しさを楽しんで「ギネスの木」に別れを告げる。
バスに戻る。途中 後ろを振り返ると 真っ白な教会と巨大な糸杉が絵のように浮かんでいる。
よく見るとギネスの木のほかにも巨大な木が沢山見えた。
どうやらこのあたりは糸杉がよく育つようだ。
ちなみのこのギネスの木は 樹齢2003年、幹の太さは50mだそうだ。
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。