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サイクルロードレース

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2026 第14ステージ結果】|ブレナーがチュードル初のグランツール勝利!マスは赤堅守

ブエルタ・ア・エスパーニャ2026は9月5日、第14ステージ「ハエン〜シエラ・デ・ラ・パンデーラ(154.5km)」を迎えました。灼熱のアンダルシアで繰り広げられた山頂フィニッシュを制したのは、逃げグループから抜け出したマルコ・ブレナー(チュードル・プロサイクリング)。チームにとってグランツール(3大ステージレースの総称)初勝利という歴史的な1勝となりました。一方、総合首位のエンリク・マスはライバルに差を広げ、マイヨ・ロホ(総合首位の赤いジャージ)をより強固なものにしています。

▶ ステージ優勝:マルコ・ブレナー(チュードル)が逃げから勝利。チーム初のグランツールステージ制覇。

▶ 総合争い:マスが首位堅持。ガルが2位に浮上し、ログリッチは3位後退。トップ3が僅差に。

▶ 山岳決戦:激坂パンデーラで総合勢が動くも、マスは余裕を持って対応。

コース紹介

オリーブ畑が広がるハエンをスタートし、標高を稼いだ末に難関の山頂フィニッシュへ向かう純粋な山岳ステージです。中盤に2つの1級クラスの峠を越え、最後は激坂で知られるシエラ・デ・ラ・パンデーラへ。フィニッシュまでの終盤8.4kmは平均約8%、一部で最大約17%という壁のような勾配(こうばい)が待ち受け、総合勢が力の差を見せつける舞台となりました。

区間 ハエン → シエラ・デ・ラ・パンデーラ
距離 154.5km
種別 山岳ステージ
主な上り プエルト・デ・ロス・ビジャーレス(10.4km/平均5.5%)
プエルト・デ・ロクビン(8.8km/平均5.0%)
フィニッシュ シエラ・デ・ラ・パンデーラ(12km/平均7.2%、終盤に最大約17%の激坂)

ステージ優勝:マルコ・ブレナー(チュードル)

この日の主役は、大きな逃げグループに乗ったマルコ・ブレナー。最後の登りではブイトラゴが激坂で仕掛け、フラムルージュ(残り1km地点の赤い旗)付近で一度は突き放されましたが、ブレナーはあきらめず食らいつき、勾配が緩む最後の直線で強烈なスプリントを繰り出して差し切りました。その差はわずか1秒。キャリア最大の勝利であると同時に、チュードル・プロサイクリングにとってグランツール初のステージ勝利という節目の1勝となりました。

レースハイライトと注目ポイント

40℃を超える酷暑の中、序盤から逃げが活発化。最終的に45名の大きな先頭集団が形成され、ケビン・フェルマーケ(UAEチーム・エミレーツ)らが長距離のアタックで見せ場を作りました。最後の登りではブルゴスのアパリシオが仕掛けると、ブイトラゴとブレナーが追走して抜け出し、二人の一騎打ちに。ソーサとロドリゲスも一時合流しましたが引き離され、スプリントでブレナーに軍配が上がりました。

総合争いでは、残り3kmでカラパスがアタック。ガル、ログリッチ、マスが反応し、ガルが頂上手前で先行しますが、マスは難なくカウンター(切り返しの反撃)で対応。逆に残り2kmでログリッチがペースについていけず失速し、約24秒を失いました。この結果、ガルが総合2位に浮上、ログリッチは3位に後退し、トップ3は僅差でにらみ合う展開となっています。なお酷暑の影響でラポルトら複数の有力選手がリタイアしました。

【初心者向け】4つのジャージの見分け方

マイヨ・ロホ(赤)=総合首位。全ステージの合計タイムが最も少ない選手。

緑(ポイント賞)=フィニッシュや中間スプリントでのポイント合計トップ。

水玉(山岳賞)=峠の頂上通過ポイント合計トップ。

白(新人賞)=25歳以下で総合成績が最も良い選手。

※今大会はマスが総合(赤)首位でありながら山岳賞でも3位、ファンアールトはポイント賞(緑)首位ながら山岳賞2位につけています。これは逃げや登りでもポイントを稼いでいるためで、実際に水玉ジャージを着るのは山岳賞首位のブイトラゴです。このように複数の賞のランキングに同じ選手が登場するのはよくあることです。

 

第14ステージ終了時点の各賞

総合首位(マイヨ・ロホ/赤) エンリク・マス(モビスター)
ポイント賞(緑) ワウト・ファンアールト(ヴィスマ・リースアバイク)
山岳賞(水玉) サンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス)
新人賞(白) オスカー・オンリー(ネットカンパニー・イネオス)
敢闘賞(この日の最も果敢な選手) ケビン・フェルマーケ(UAEチーム・エミレーツ)

レース結果一覧

■ ステージ結果(上位5名)

順位 選手 チーム タイム/差
1 マルコ・ブレナー チュードル 4:15:09
2 サンティアゴ・ブイトラゴ バーレーン・ヴィクトリアス +0:01
3 クリスティアン・ロドリゲス XDSアスタナ +0:11
4 イバン・ラミロ・ソーサ ケルン・ファルマ +0:14
5 バレンティン・パレ=パントル スーダル・クイックステップ +0:22

■ 個人総合成績(上位5名)

順位 選手 チーム タイム/差
1 エンリク・マス モビスター 49:28:12
2 フェリックス・ガル デカトロンCMA CGM +2:06
3 プリモシュ・ログリッチ レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ +2:10
4 リチャル・カラパス EFエデュケーション・イージーポスト +4:24
5 オスカー・オンリー ネットカンパニー・イネオス +5:44

■ チーム総合成績(上位5チーム)

順位 チーム
1 デカトロンCMA CGM
2 バーレーン・ヴィクトリアス +1:07:36
3 ネットカンパニー・イネオス +1:11:13
4 ※確認中 ※確認中
5 ※確認中 ※確認中

※チーム総合の4〜5位は現時点で国際ソースの確定情報が得られなかったため確認中です。最新の確定順位はラ・ブエルタ公式(lavuelta.es)でご確認ください。

■ 山岳賞(上位3名)

順位 選手 チーム ポイント
1 サンティアゴ・ブイトラゴ バーレーン・ヴィクトリアス 69
2 ワウト・ファンアールト ヴィスマ・リースアバイク 40
3 エンリク・マス モビスター 24

■ ポイント賞(上位3名)

順位 選手 チーム ポイント
1 ワウト・ファンアールト ヴィスマ・リースアバイク 224
2 マシュー・ブレナン ヴィスマ・リースアバイク 159
3 アレッサンドロ・ロメーレ XDSアスタナ 113

■ 新人賞(上位3名)

順位 選手 チーム タイム/差
1 オスカー・オンリー ネットカンパニー・イネオス 49:33:56
2 ヤコブ・オムルゼル バーレーン・ヴィクトリアス +0:30
3 レオ・ビジオー デカトロンCMA CGM +10:41

次ステージ・プレビュー(第15ステージ)

第15ステージは9月6日、「パルマ・デル・リオ〜コルドバ(約181.2km)」の中級山岳ステージです。フィニッシュ地点のコルドバはヨーロッパでも有数の酷暑都市として知られ、この日も厳しい暑さが予想されます。アップダウンを繰り返すレイアウトは逃げ切りにも向いており、総合勢のマークが緩めば逃げから勝者が生まれる可能性も。パンデーラで消耗した各チームの回復具合にも注目です。

J SPORTS 放送・配信予定

ステージ 放送日時 区分
第14ステージ 9月5日(土)午後9:50〜深夜1:20 放送済
第15ステージ 9月6日(日)午後9:50〜深夜1:20 生中継
9月7日(月)は休息日(レースなし)
第16ステージ 9月8日(火)午後9:50〜深夜1:20 生中継

※全ステージ、衛星放送「J SPORTS」およびネット配信「J SPORTSオンデマンド」で生中継・ライブ配信。解説者は※確認中。最新の放送時間・出演者はJ SPORTS公式サイトでご確認ください。

※本記事の順位・タイムは各国際ソースおよびラ・ブエルタ公式・J SPORTS公式を基に作成しています。確定結果は公式発表をご確認ください。

  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと過ぎたの「元金融系システム屋」です。 現在は、社内SEのアルバイト件システム構築やってます。 シンガー 森口博子とアーティスト 中村中の大ファン

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