冬がやってきました。
冬といえば、アルペンスキーのCM なんていうのは、おじさんとおばさんの世界
スキー自体が、スノーボードに変わり、もっと言えばスノーボード自体もおじさんおばさんの遊びになりつつあります。
そんな昭和世代の冬ソングで「恋人よ」五輪真弓を覚えている人も多いと思います。
今回の水曜日の歌姫たちは、
恋人よ だけが五輪真弓ではない インドネシアで歌い継がれている 心の友 を聴いてみよう
と題して、本格的なシンガーでありアーチストである五輪真弓の世界を知ってほしい。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
スポンサーリンク
目次
五輪真弓
1980年8月21日に発売された五輪真弓の通算18枚目のシングル「恋人よ」は本格的な冬が近づくにつれてヒットした。
オリコンチャート週間1位を獲得、100位内には35週間ランクイン 1980年の『第31回NHK紅白歌合戦』に初出場 累計売上はミリオンセラーを記録している。
今でも五輪真弓の代表曲となった。
「恋人よ」通算、18枚目のシングルということからもわかるように 1stアルバムは 1972年10月21日「少女」がリリースされている。
デビュー・アルバムなのに当時でも珍しい米国カリフォルニア州ロサンゼルスのクリスタル・サウンド・スタジオでレコーディングされている。
五輪真弓のデモテープを聞いてたキャロル・キングやチャールズ・ラーキー、デヴィッド・キャンベルという豪華なメンバーも参加している。
当時、CBSソニーでも五輪真弓に対する期待の大きさが伺える。
アルバム「少女」はオリコンでは最高6位にランクを記録している。
※ウィキペディア参照
その後
1976年、4thアルバム『Mayumity』を絶賛したCBSフランスから現地(フランス)でのアルバム制作の申し出があり、初めての渡仏
翌年全フランス語によるアルバム『えとらんぜ』を発売
そのときにサルヴァトール・アダモと出会い、彼の2週間にわたるオランピア劇場でのコンサートにゲスト出演
1978年3月21日発売「さよならだけは言わないで」がヒットしTVなどにも出演するようになった。
そんな当時の五輪真弓の世界を聴いてみよう
少女
ジャングルジム
https://www.youtube.com/watch?v=5YDBIln3qzw
落日のテーマ
https://www.youtube.com/watch?v=svAKGlvnreM
どうでしょうか? 「恋人よ」とは、まったく違う世界を描き出しています。
まるで一枚の絵のような世界がそこに存在します。
続いて
たばこの煙
https://www.youtube.com/watch?v=z7a8j88JyP0
これはアップテンポの楽曲で独特の世界(五輪の世界)を描き出さひている。
初期のヒット曲から
さよならだけは言わないで
https://www.youtube.com/watch?v=fAEVnMA8eWo
五輪真弓の歌声は、透き通るような まさに透明感の声だと思いませんか?
恋人よ
恋人よ
作詞・作曲:五輪真弓、編曲:船山基紀
この楽曲で五輪真弓の名前は、一般の人にも知られるようになってきた。
曲の入りの 雨に壊れたベンチには・・・のあとに続く 歌声は、今どきの歌手には真似ができない表現力があります。
本格派のシンガーであると思います。
恋人よ
インドネシアで歌い継がれている 心の友
1982年発売のアルバム『潮騒』収録の楽曲である「心の友」は、特にインドネシアで第二の国家と言われるぐらい親しみを持って歌い継がれている。
これは、インドネシアのラジオ関係者が日本で五輪のコンサートへ行き、その際買ったアルバムの中にこの曲が入っており、インドネシアのラジオで流したことで人気となった。
五輪としては、地味な曲だけになぜインドネシアで「第二の国歌」とまで言われるまで大ヒットしたのかが不思議だったという。
インドネシアでは日本人が来ると歓迎の意味で、この曲を日本語で歌うことが多い。
また、スマトラ島沖地震での復興の際にも被災者の支えになったといわれている。
2005年には、インドネシアの歌手・DELON(インドネシア語版)と共に、スマトラ沖地震チャリティー・シングルとして「KOKORO NO TOMO」をデュエット・レコーディングしリリースしている。ウィキペディア より
中国・韓国・ベトナムなど東南アジア各国でも歌い継がれています。
また、多くの歌手によって現地の言葉でカバーされています。
心の友を聴いてみよう
まとめ
五輪真弓という歌手と出会ったのは、高校生のころFMラジオで流れていた「五輪の世界」という番組だったと記憶している。
すごく透明感のある歌声に気になり、追っかけていたところ「恋人よ」が大ヒットとなった。
当時、ユーミン(松任谷由実)が、ニューミュージックで売れていて その明るさの対局でもあるとされていました。
しかし、それは「恋人よ」のイメージが先行していたためであり、五輪真弓のデビューアルバムを聴けば、「恋人よ」が五輪真弓の世界ではないことがわかると思います。
今一度、五輪真弓の楽曲を聴いてほしい。
本格的なシンガーでありアーチスト 五輪真弓の世界を知ると思う。