三億年前の地球には、とんでもない生き物が生きていたらしい。
これまで断片しか見つかっていなかった化石でしたが、大きな化石が見つかるにつれて 全体像がわかってきました。
最新の研究で、その全体像が初めて正確に復元
コダイオオヤスデ(Arthropleura:アースロプレウラ)と呼ばれる節足動物は、自動車並みの大きさだったらしい。
Forbes 2024年10月20日の記事を見てみよう
約3億年前に生きた自動車サイズの「コダイオオヤスデ」、全体像が明らかに
コダイオオヤスデ(Arthropleura:アースロプレウラ)は、古代の地球を這い回っていた、史上最大級の節足動物だ。
石炭紀(約3億5920万~2億9900万年前)に生息し、英国、フランス、ドイツ、米国で化石が発見されているが、これまでは、関節のある外骨格の一部と、3点の不完全な標本のみが知られていた。2021年に、長さ約75センチメートルの大きな断片が発見されたが、元の個体の体長は2.7メートル、体重は50キログラムほどだったと推定されている。そして最新の研究で、その全体像が初めて正確に復元された。
研究チームは、物体の内部をX線で可視化するマイクロCT技術を用い、フランスのモンソー=レ=ミーヌで発掘された化石の3次元画像を作成した。石炭層で発見されたこの化石は、約3億750万~2億9900万年前の石炭紀後期のもので、保存状態が非常に良い。死後すぐに、粒子の細かい湖底の堆積物に覆われたためだ。
研究チームが調べた標本は、わずか数センチメートルの大きさだ。おそらく幼体で、部分的に堆積物に閉じ込められていた。堆積物を取り除くことは、標本を傷つけたり、化石と堆積物の接点に保存されている解剖学的特徴を失ったりするリスクを伴う。X線を使えば、化石に触れることなく研究できる。
フランス、ビルールバンヌにあるクロード・ベルナール・リヨン第1大学の古生物学者で、研究論文の筆頭著者であるミカエル・レリティエはAP通信のインタビューで、「ヤスデの体と、ムカデの頭を持っていることがわかった」と説明している。
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Forbes
約3億年前に生きた自動車サイズの「コダイオオヤスデ」、全体像が明らかに
https://forbesjapan.com/articles/detail/74396
Forbesのイラストは、ほんわかと描かれていますが、実際に自動車レベルのこの生き物が目の前にいたら
気絶レベル
あまりにも気持ちわるい
体長約2.7メートル、体重約50キロというとてつもない大きさ
化石は2018年1月、ノーサンバーランド州ハウィック湾の海岸に崖から落ちた大きな砂岩の塊の中から発見された。「まったくの偶然の発見でした」と、論文の筆頭著者でケンブリッジ大学地球科学部のニール・デイヴィス博士は述べた。「岩が落ちた方法により、岩は割れて化石が完全に露出しており、それを偶然、私たちの元博士課程の学生の一人が通りかかったときに見つけたのです。」
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化石の発見は、偶然なことが多く 毎日見ている海岸とか 山とか 散歩道で見つかルカも知れません。
アースロプレウラ属の動物は、ペルム紀に絶滅するまで、地球の赤道付近で約 4,500 万年にわたって生息していた。絶滅の原因は不明だが、地球温暖化により気候が乾燥しすぎて生存できなくなったためか、爬虫類の台頭により食物をめぐってアースロプレウラ属の動物がアースロプレウラ属の動物に打ち勝ち、やがて同じ生息地を独占したことが原因と考えられる。
この化石は新年にケンブリッジのセジウィック博物館で一般公開される予定だ。
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創造も是閲するような生き物が世界にはまだ眠って磯です。