※本ページはプロモーションが含まれています

インドからミルクティ

【インドからミルクティ】 43杯目 大晦日のムンバイ観光

2020-10-03

「シャンター」さんの日本語は、妙なアクセントがあって聞き取りにくい。
「ムンバイ」はやはり大都会でした。オフィスビルが立ち並んでいます。

スポンサーリンク

ムンバイは金持ち

「このあたりでは、日本大使館や高級アパートが建ち並んでいます。
アパートは家賃が20万ルピーもするところがあります」

「20万ルピー!!」

と驚きの声をあげてしまった。

日本円で70万円も(1ルピー=3.5円で計算)する高級アパートに住んでいる反面、1日数ルピーで暮らしている人もいる。
インドの70万円は日本の物価に照らし合わせたら、一体幾らくらいに相当するんだろう?
少なくても2倍にはなるんじゃなかろうか?

「世界で一番住宅が高いのは、ここ‘ムンバイ’です」
とシャンターさん。

確か「ベナレス」では70~80万円で古い城が買えたはずです。なんという都市と地方の差。
なんという貧富の差。あまりにも私たちの常識から逸脱しています。

ムンバイ観光

最初の観光は、「空中庭園」です。と言っても我々には、東京の上野公園みたいでした。
樹木も少なく、その樹木もイギリスの庭園のようなカクカクしている。
象やキリンの姿に切り揃えているのもあった。

ゆっくり写真を撮っていたら「シャンター」さんは、我々を置いて先に行ってしまう。
どうして「空中庭園」なのかというと、庭園の下は貯水池だそうです。
道路を渡って、次の目的地「見晴らしのよい公園」に急ぐ
見晴らしのよい公園の入り口に小さい店があった。
お土産やというか「キヨスク」のような感じです。

奇麗なサンダルを売っていた。サンダルといっても、「おしゃれなビーチサンダル」って感じです。
ベナレスで購入したパンジャビー・スーツに合わせるため、奥さんが購入しようとラジャーン氏に相談している。

「55ルピーで売っているけど、50ルピーにまけてくれます」

とラジャーン氏は、サンダル購入を手伝ってくれている。
そんな我々を置いて「シャンター」さんはさっさと先を急ぐ。

「そういえば牛がいないねぇ」

牛どころか乞食も物売りもいない。ここはやっぱり都会なのだ。
道路の両わきに立っている街頭には「ORACLE8」の看板が....

「おぉ~ こんなとこに同業者?」とコンピュータ業界人の作者は感動する。さらに
「Proguraming C & UNIX」の看板を発見! そういえば、インドはアジアで有数のコンピュータ産業が発展している国である。
「見晴らしの良い」公園からみたムンバイは、確かに素晴らしかったのですがどうも物足りない。
「長靴の形をした子供たちの遊具」などをみても、私はあまり感動しない。

沈黙の塔

今日までの五日間の体験にすれば、あまりにも退屈なものであった。
我々が本当に見たかったのは「沈黙の塔」である。

「沈黙の塔」とは、「ゾロアスター教(拝火教)」関係の宗教施設である。

拝火教は、文字通り火を崇める宗教です。
ですから火葬はしません。

死者は「鳥葬」にします。その場所が「沈黙の塔」です。
もちろん、宗教施設ですから見られないことはわかっていましたが、遠くからでも見られるかなと思っていました。
しかしよく考えるとこんな大都市の真ん中で、
「鳥葬」の場所があるということが不思議です。
やはりそれを見ることができなかった。

バスの中で「シャンター」さんが「この上に沈黙の塔があります」と説明されたが、森に囲まれていてその姿を垣間見ることもできなかった。
でも、これでよかったのかも知れない。
我々はツーリストなのだ。

【インドからミルクティ】 44杯目 洗濯屋さん

バスは次の目的地に向かう。 スポンサーリンク 洗濯屋さん 「道になにか敷いてあるぞ!!」 歩道にシーツの様なものが置いてある、というより干してあるようだ。 「あれは洗濯屋のものです」 と「シャンター」 ...

続きを見る

スポンサーリンク

常時約60万点以上を展開、毎日6000点以上の新商品

  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

-インドからミルクティ
-, ,

Copyright© インドからミルクティー , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.