今日の処方箋
大人になると人生がつまんなくなっちゃうって思ってる方が、若者の中にもすごく多いと思うんですけど、そんなことはないです
忌野清志郎
あるネット配信の会社の会話
企画会議にて「年寄り向けの音楽配信の規格について」
「年寄りなんだから演歌特集すればイイんじゃないの」
20代の社員
「そうそう、演歌とか民謡とか歌謡曲とか そんな感じで特集しておけばいいよ」
30代のリーダー
「どうで うちのサービスなんて使わないしな」
この話を友人から聞いた自分は、「この会社 先がねぇな」と感じたのです。
なぜか?わかりますか?
今回の 心の処方箋 黙ってこの歌を聴け
高齢者が聴いている音楽について考えてみよう
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目次
忌野清志郎
もう説明することもないと思うけど ガチなロックンローラー
伝説とかレジェンドとか言われています。
くだらない音楽評論家もどきが いろいろと理屈をこねていますけど
そんなことは、どうでもいいから彼ら(RCサクセション)の音を聴け
自分の感覚に合っていればそれでいいだけで 音楽に理屈なんて必要がない。
古臭い概念で固定されてしまっている頭の悪さを自覚しろ
冒頭の企画会議にて「年寄り向けの音楽配信の規格について」を振り返ってみよう。
年寄りだから「演歌」「歌謡曲」とステレオタイプな人が多いけど、申し訳ないけど今の60歳は、そんなものを聴いいていない。
※好きな人は聴いているかも知れないけど・・・
1980年代~90年代を過ごしてきた人は、今の規制だらけの音楽より もっと自由でぶっ壊れていて やりたい放題だったわけです。
音楽も従来の歌謡曲を「ぶっ壊しはじめた時代」でそれまでの歌謡曲、フォークソングからロック、ニューミュージックへと大きく変わってゆく時代でした。
頭脳警察、サディスティック・ミカ・バンド、RCサクセション、
YMO、高中正義、渡辺香津美、
山下達郎、松任谷由実、井上陽水、
など今のクリエイターたちに多大なる影響を残した先駆者達がいました。
こういう時代をつくってきた人たちの音を聞いてきた人に対して「一括りに 演歌とか歌謡曲とか枠をはめてしまう自体」、ネットサービス企業として終わっていることに気がついていないし、きみたちこそ 古臭い概念で固定されてしまっている頭の悪さを自覚したほうがよいだろう。
自分たちの両親や先輩方に聴けば、すぐにわかることなのにね
いったい何を見て来たんだい? その若さでミイラか? 可能性はどこにあるんだ? それは君の目で見て耳で聞いたものの中にしかないはずだ
忌野清志郎
黙ってこの唄を聴け 忌野清志郎
今日の処方箋です。もちろん アルバムです。
RCサクセション
ぼくはいつでも、一生懸命歌を作ってるんだよ。才能があるから歌が出来ると思ってるのかも知れないが、それはちがう。作っているんだよ。
忌野清志郎
アルバム カバーズ
日本語で歌い上げる歌詞がしびれるねぇ
俺は右でも左でもかまわないんだ。そんなことどーでもいいんだ。右にどんどん行ってみろ。やがて左側に来ているのさ。地球は丸いからね
忌野清志郎
病からの復活ライブ
今日と明日と明後日のことぐらいを考えていればいいんだよ
忌野清志郎
アルバムやDVDを購入したり
YouTube Musicで聴くことをオススメします。
SpotifyやiTunes Musicでもいいんですが、大人の事情で配信されていない楽曲も多いので、そこは、YouTube Musicをオススメします。
まとめます。
今回は、同世代に送るというより、若い世代に気がついてほしいと記事にしました。
枠にはまる教育と正解を求める教育しか受けていなくて失敗しないことを最優先させてきた日本の教育に問題があると思うけど
「若いからこうだ」
と年寄が考えているのと同じように
「年寄りはこんなもん」
「演歌でも聞いとけ」
「スマホも満足に使えないくせに」
と考えている人 その考えを捨て去るべきである。
そこにチャンスが生まれ、カネが転がっているのです。
こんなに凄いヒントを無料で教えてくれるこのブログ すごいでしょ
(自画自賛)
世の中は悪くなっている。おそろしく退化している。何も考えない人間が増えている。甘ったれたバカが増殖している
忌野清志郎