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オカルトな世界

呪われた斧 (後編)

2023-10-07

読むゾゾゾ2

前回までのあらすじ

モギくんの発案で船の墓場まででかけて、そこで赤錆びた斧を発見する。
自宅の物置に置いた翌日から2日続けて猫の変死体が発見される。

これは斧の呪いでは・・・
と思った私が確認に行くと 髪の毛のようなものが柄に絡まり、赤錆びていたはずの斧の刃が光っている。
背後には、猫の集団が集まり 斧に向かって威嚇していた。

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作戦会議

モギくん、セキドくん、そして私と久しぶりに3人集まった。

集まった理由は、あの斧である。

大人の人に相談しようかどうか悩んだ挙げ句

こっそり 元の場所に戻すことにした。

再び「船の墓場」に向かう

斧は、セキドくんが持ってゆくことになった。

「船の墓場」までの道のりは、前回より ペダルが重く感じる。

やがて、約2週間ぶりに「船の墓場」に到着
さっそく 斧のあった場所に急ぐ、早くこの斧を元の場所に戻して立ち去りたい。

元の場所に斧を置くとセキドくんがポケットから小瓶を取り出した。

「神がなんとかかんとか・・・」
とつぶやいて斧に小瓶の液体を振りかける

セキドくんは、裕福な家で両親ともクリスチャンだった。
彼は、協会の神父様に相談して この小瓶を預かってきたらしい。

彼のお祈りがおわると 逃げるようにそこを立ち去った。

エピローグ

斧を返したあと 何事もなく夏休みを楽しんだ。

野良猫たちは、相変わらず 人に近寄らない。
考えてみれば 猫は、死ぬときに姿を消すと聞いた。

でも2日続けて死んだ猫は、なんだったのか?

そして、数カ月後 ある噂を聞いた

「船の墓場」の近くの鰐川と言われるところで漁師さんの網に死体がかかっていた

噂に過ぎなかったけど すっかり斧のことを忘れていた 3人はあらためて恐怖を感じていた。

あとがき

この事件のあと 私の父親は、出家して僧侶となり、私は、仏教の勉強を始めた。

その後、20歳のとき父親が他界、その数カ月後 突然、私は何かを感じるようになって不思議な体験を繰り返しました。

その不思議な体験は、また機会があったらブログに掲載しますので読んでやってください。

3回にわたり 読んでいただき ありがとうございました。

 

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  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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