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2020年からはじまる新カテゴリー
「はぼぞうの言いたい放題」
不定期に連載します。
第一回は、Netflixで観たあるドラマ
全裸監督(Netflix)を取り上げよう
今回の「はぼぞうの言いたい邦題」は、
全裸監督(Netflix)の本当の面白さは、飽きさせないスピードにあり
今更感がある「全裸監督(Netflix)」ですが、年末年始に一気観をしました。
そこで感じたことを素直に書きます。
いろいろな意見があると思いますが、このブログもその一つと思ってください。
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目次
全裸監督
いまさら説明することもないと思いますが、AV界の帝王と呼ばれた、実在するAV監督と有名な女優を中心にしたフィクションりのドラマです。
主役の俳優、AV女優役の人に対する賞賛が見受けられますが、ここでは、ドラマそのものについて話します。
バブル景気にわく1980年代の日本を舞台に、“アダルトビデオの帝王”と称された村西とおるを、本橋信宏「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)を原作[2]としながら、虚実交えて描いたドラマ作品[3]。制作期間に2年半をかけ、ストーリーとしてはアダルトビデオの誕生と警察との対立。村西の破天荒でエネルギッシュな生きざま、村西の人生を変えることとなる黒木香の立志を描く
ウィキペディア
ドラマのストーリーは、上の引用通りで
「1980年代のバブルと言われた 狂った日本で起こったことです」
はぼぞうは、同じ時代を同じ世代で生きた人間なので時代の目撃者でもあります。
日本中が暴走していて
「日本が一番」と思っていた反面、諸外国、特に不景気だった米国では、反日の風が吹き荒れていた。
飽きないドラマ
さてドラマの内容を話そう
これまでの日本のドラマは、主人公の心の内面とか、心情風景を映像で長々と表現してきた。
芸術的といえばそれまでですが、
「そんなもの、時代遅れ」
と言いたい。
家族が横に並んで食事風景を映すなどという退屈な映像などない。
そんな映画など、すぐに飽きてしまい、スマホを取り出す人がいるだろう。
長い説明とか、日本映画の得意としていた心情風景など
3分以上は、退屈の極みである。
2時間程度の映画でそれをやられると
「暇で仕方がない」
一方、全裸監督では、次から次へと話が展開してゆく
止まらない、走り続ける。
パーティーのシーンなど1分程度、ストーリーに関係ない映像など極力排除して物語として映像を作る。
だから、余計な顔のアップなどない。
芸術映画は、スマートフォンを手にした今の人には、退屈なものと思う人が多いだろう。
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Netflixならでは
セックスシーンは、きちんと写し、女性の裸もAVまではいかないがちゃんと映像になっている。
地上波はともかく、YouTubeでもこのセックスシーンは、映像化できない。
AppleTVプラスでは、絶対に創られないし放送できない。
成人指定で有料だからこそできるドラマです。
全8話 1話がスピードが遅かったけど2話以降は、ほどよいスピード感で楽しめた。
この飽きさせない工夫は、海外ドラマの多くにみられ
数話でガッツリ視聴者をつかまえられなければ、2シーズン目は作られない。
Netflixのドラマの多くは、1話目が重要で最初の20分で2話目をみるかどうか決める人が多いと言われる。
いつでもチャンネルをかえることができるサブスクリプションの性格であると思われます。
だから、スピード感が要求される。
全裸監督の後半は、スピード感が溢れ、ハワイでのロケもすぐに終わり
わざわざ海外ロケをしても 日本のドラマのような
「余計な観光スポットなどの紹介映像などない」
スポンサーがNetflixなので、違和感のあるキャストや看板、製品など出てこない。
クリエーターは、自分で作りたいものがつくれる環境だと思う。
ただし、観てくれる人が面白いと思わなければそれで終了です。
面白いものはカネを払う
全裸監督をまだ観ていない人ならば、2話目からのほどよいスピード感を楽しんでほしい。
余計なシーンを延々と移すのではなく、
物語として純粋に楽しめるように構成されている。
多額の資金と制約の少ないNetflixの映画やドラマ、ドキュメンタリーは、非常に面白い。
興味深く面白いものは、カネを払う価値があるという結論だ。
全裸監督は、ここでしか見ることができない。
シーズン2を楽しみに待っている。
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