気まぐれ本格派
石立鉄男 & ユニオン映画シリーズ 第7作
昭和のホームドラマ 石立鉄男主演のドラマがアマゾンプライムビデオに登場しました。
今回の おうちで楽しむ週末映画は、気まぐれ本格派をご紹介いたします。
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目次
ざっくりとあらすじ
気まぐれ本格派は、放送期間 1977年10月26日から1978年9月20日まで全38話のドラマです。
あらすじはウィキペディアより
主人公・清水一寛は船の乗組員であったが、兄が亡くなったことにより、神楽坂にある実家の貸衣装店の経営に転身する。兄の未亡人・清水袖子や、お天気お姉さんの鷲崎涼子は、一寛と恋模様も見せる。
配役
- 清水一寛(いっかん):石立鉄男
- 主人公。清水家の次男。三等航海士の資格を持っている。船乗りを志して家業を捨てて家を出て行ったため、周囲の目は冷たい。しかし利昌の事故死をきっかけに、家業を継ぐことを決める。その後は、法被に腹巻を常にユニフォームとして着用している。情に厚いお人好しだが、血の気が多くケンカっ早い。また、おせっかいや早とちりでもある。貸衣装店を手伝いながらも、海への情熱を捨てきれないでいる。
- 清水小太郎:秋野太作
- 清水家の三男。タレント養成所を経営していたが、いい加減な性格から破綻、借金に追われ無職になっていたが、一寛のアイディアにより若者向けの貸衣装屋「ファッションピット」を任される。甲斐性なさを棚に上げて、自分が思いを寄せる楓や家業などのことで一寛を罵ったりするが、根はしっかりと兄弟愛で結ばれている。
- 清水利昌:山本学
- 清水家の長男。「清水貸衣装店」の店主。家業に関心の薄い弟二人に見切りをつけ、一人で店を切り回している。子供を身ごもりながら不幸な境遇にあった袖子を妻とした。北海道から上京する楓を車で空港まで迎えに行くのを一寛が断ったため、代わりに迎えに行き、途中で交通事故を起こしてしまう。事故の怪我が原因で亡くなる。
- 清水霧子:友里千賀子
- 清水家の長女。高校三年生。一寛や小太郎よりもしっかり者。大学受験に失敗するが、九州で牧場を営む伯父と、伯父が育てた競走馬の絆の深さに心を打たれ、伯父の手伝いをするため新幹線で旅立って行った。
- 清水袖子:三ツ矢歌子
- 利昌の妻。おっとりしているように見えるが、芯はしっかりしている。子を身ごもっているときに利昌と出会った過去を持つ。利昌の死で、母から実家のある北海道へ戻ってくるよう求められたが、利昌への恩から清水貸衣装店の仕事を女主人として引き継ぐ決意をする。初期の頃は、よくとぼけた言葉の言い間違いをしていた。心配をしつつも、店を手伝ってくれる一寛を温かく見守り信頼している。
- 清水新太:吉田友紀
- 八木沢楓:山口いづみ
- 山本元:中条静夫
兄弟の葛藤
このストーリーの鍵は、1話から3話に凝縮されている。
兄と二人の弟 兄と妻の4人の関係性が、軸となってストーリーが進んでゆく 兄利昌は、父親の貸衣装屋を継いでいるのですが、交通事故で亡くなってしまう。
残された兄嫁が、店を存続させたいと誓う
主人公 清水一寛は、次男で家を飛び出してフェリーのお乗務員で働いているところからストーリーがはじまる
ケンカ早く、粗雑な一寛は、兄嫁に密かな想いを抱いている
兄弟は、仲が悪く 長男と弟二人の気持ちは離れている。
そんななか 長男 利昌が交通事故で亡くなるというところで4人の人生が大きく変わってゆく
残された兄嫁 袖子は、貸衣装屋を続けると決心
一寛は、船乗りをあきらめて 袖子を助けようと戻ってくるのだが。。。
兄弟という 溝がありつつも切れない関係
この話は、昨年亡くなった兄と自分の関係にも似て心苦しかった。
兄弟という 微妙な関係は 大人になるにつれ 遠くなり 溝も深くなる。
あるいは亜憎しみ合うこともあるだろう。
昭和の時代 複雑な家庭環境を抱えた家も多く 家族という絆は、ドラマのように結びつきが強いというわけでもないのです。
その中で気まぐれ本格派の次男 一寛は、不器用ながら その一本気な性格に周りの人が惹かれてゆく という ドラマです。
ただ最終回は??? ちょっと 微妙な展開ですが、石立鉄男 ドラマらしいな・・・
アマゾンプライムビデオで公開中
水もれ甲介 このドラマの全25話が、アマゾンプライムビデオで楽しむことができます。
会員ならば無課金で見ることができるので ぜひ 一度 ご覧ください。
人と人とにふれあいが優しかった時代の神ドラマと推薦します。
まとめ
石立鉄男のドラマが好きな自分は、「気まぐれ天使」の公開に期待したい。