美しいバイオリンの音色が、イタリアの空に鳴り響く
イタリア・クレモナ在住のバイオリニストの横山令奈さんは4月3日の夕方、高さ112メートルの鐘楼「トラッツォ」の上から、15分にわたって演奏した。
スポンサーリンク
目次
希望の音色
2006年に留学して以来、クレモナを拠点に欧州で活動してきた横山さん。新型コロナで多くの人々が自宅待機を余儀なくされ、ゴーストタウンのようになってしまった街の様子に心を痛めていた。
3月末にクレモナの観光プロモーションを手掛ける集団「プロ・クレモナ」から「1ヶ月間ずっと救急車のサイレン以外に静寂しかないクレモナの中心街に、バイオリンの音を響かせたい」と持ちかけられ、街への「恩返し」を決意したという。
なにより 素晴らしい音色を聴いてみよう
Ave Maria di Charles Gounod
Audizione a Cremona - Ave Maria di Charles Gounod | Lena Yokoyama | PRO CREMONA
楽曲は、グノーの『アヴェ・マリア』、バッハのソロソナタ第1番より『アダージョ』、ヴィヴァルディ『四季』より『夏』第3楽章
イタリア・クレモナ
クレモナ(Cremona)は、ロンバルディア州にある人口7万2千人ほどの都市で(ロンバルディア州)は、新型コロナウィルスの感染者が多く、死者も多く出ている。
クレモナは顕著な音楽の歴史を持つ。12世紀にできた大聖堂は、おそらく中世後期にこの一帯の音楽活動を組織した場所である。 16世紀までに、町は有名な音楽の中心地となった。現在、重要なルネサンス及びバロック音楽のアンサンブルがある[9]。そして音楽活動においてもクレモナはイタリア最重要の都市の一つであり続けている。
ウィキペディア
クレモナは、楽器製造の中心で バイオリンの名器 ストラディバリウスの店もあったそうである。
クレモナの美しい街並み
感謝の言葉が鳴り止まない
「ロックダウンしてから医療崩壊ギリギリの状態で持ちこたえているクレモナや、近隣の町の病院にいる方々、亡くなってしまった方々やその家族、家にずっとこもっているしかないすべての人々に思いを馳せながら、精一杯演奏しました」
「19歳の時にクレモナに留学に来てすぐ、このトラッツォに登って、いつかこの上でバイオリンを演奏できたら…などと身のほど知らずに考えていたことを思い出し、こんな形で夢が叶ってしまったことがとても切なくなりました」
1曲弾き終えるごとに、自宅のバルコニーで聴いていた近隣住民からわき起こる「ブラボー!」の歓声。演奏後に夕陽に照らされた無人の広場を見下ろしながら、自然と涙があふれた。
バイオリニスト横山令奈
はぼぞうの一言
自分でできることを実践している人たちは、素晴らしい。
どれだけ 多くの人が、勇気づけられたであろうか?
アーティストでもない自分ができることは、家にいることで 感染を広げないことぐらいです。
新型コロナウイルスと闘う世界中の医療従事者に、感謝の気持ちを👏🏻絵文字で表してツイートしませんか。以下のハッシュタグで絵文字もご利用いただけます👏🏻👩🏻⚕️🧑🏻⚕️👏🏻
日本語:#家で過ごそう#うちで過ごそう#家にいるだけで世界は救える
英語 :#StayAtHome#StayHome#StayAtHomeSaveLives pic.twitter.com/6QEvkldCwA— Twitter Japan (@TwitterJP) April 8, 2020
#家で過ごそう
#うちで過ごそう
#家にいるだけで世界は救える
英語 :
#StayAtHome
#StayHome
#StayAtHomeSaveLives
バズフィードの記事を参考にしました。
https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/violin
スポンサーリンク