先日、朝散歩していたら クマのような 大型犬に遭遇
その大きさと迫力と綺麗に手入れされている姿に感動しました。。
今回のニュースは、その大型犬に関してです。
一般的にほ乳類は体が大きければ大きいほど長生きですが、犬にはこの法則が当てはまらず、チワワなどの小型犬よりもグレート・デーンなどの大型犬の方が平均寿命が短い傾向があります。そんな大型犬の寿命を延ばすためにバイオテクノロジー企業・Loyalが開発した犬用の老化防止薬「LOY-001」が、アメリカ食品医薬品局(FDA)の承認に向けて前進していると報じられています。
FDA Center for Veterinary Medicine agrees Loyal’s data supports reasonable expectation of effectiveness for large dog lifespan extension
https://loyalfordogs.com/posts/loyal-announces-historic-fda-milestone-for-large-dog-lifespan-extension-drug
FDA Agrees Loyal Data Supports Reasonable Expectation of Effectiveness for Large Dog Lifespan Extension | Business Wire
https://www.businesswire.com/news/home/20231127326868/en/FDA-Agrees-Loyal-Data-Supports-Reasonable-Expectation-of-Effectiveness-for-Large-Dog-Lifespan-ExtensionAnti-aging drug for dogs moves closer to gaining FDA approval
https://www.foxnews.com/health/anti-aging-drug-dogs-san-francisco-firm-moves-closer-gaining-fda-approval犬は品種による寿命のばらつきが大きい動物であり、チワワなどの小型犬の平均寿命が14~16年程度なのに対し、グレート・デーンなどの大型犬は平均寿命が7~10年程度となっています。
大型犬の寿命を短くしている大きな要因が、細胞の成長を促進する「インスリン様成長因子1(IGF-1)」という成長ホルモンです。大型犬では体内のIGF-1のレベルが高く、このおかげで若い時期に体が大きく成長しますが、成犬になるとIGF-1が老化を加速してしまうとのこと。大型犬のIGF-1のレベルは小型犬の最大28倍に達するそうです。
Loyalが開発した「LOY-001」という薬は成犬のIGF-1を減らす作用を持っており、獣医師が3~6カ月ごとに投与することで大型犬の寿命が延びると期待されています。Loyalの創業者兼CEOであるセリーヌ・ハオリア氏は、「アメリカだけでも2500万頭の大型犬がいます。つまり、老化防止薬によって2500万頭の大型犬が長生きし、生活の質を向上させることができます」と述べています。
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大型犬の寿命を延ばすと期待される犬用老化防止薬「LOY-001」がアメリカ食品医薬品局の承認に向け一歩前進 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20231212-anti-aging-medication-dogs-fda/
2023年12月12日 23時00分
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大型犬の寿命が短いというのは知らなかった。
FDAがLOY-001の有効性に合理的な期待が持てると認めたことを意味しています。今後、FDAがLOY-001の製造および安全性に関するデータパッケージを承認すれば、Loyalは対象となる犬の寿命を延ばすために、LOY-001を条件付き承認の下で販売できるようになります。
薬によって老化を抑え 愛するペットと少しでも長く生活できる。
この薬を待ち望んでいる人も多いと思います。