東京新聞杯は「東京マイル=差し有利」のイメージだけで決め打ちすると、意外と取りこぼしが起きる重賞です。
傾向としては“上がり最速が必ずしも勝ち切れない”年も多く、瞬発力一本より持続力と立ち回りが効きやすいのがポイント
そこで今回は、出走馬から「有力3頭」「人気薄3頭」「東京芝1600で買える3頭」、さらに「血統(種牡馬)から買える3頭」まで、根拠をセットで整理します。
目次
東京新聞杯の“コツ”:東京マイルでも瞬発力だけじゃ足りない
ウマニティのデータ分析では、東京新聞杯は「上がり最速馬の勝ち切りが多くない」一方で、「上がり上位=好走」でも1着は取りこぼしやすく、持続力が要求されるという整理がされています。後方一気の決め打ちより、“脚を長く使えるタイプ+位置取り”が噛み合う馬を優先したいレースです。
馬券になりそうな有力馬3頭(中心視)
ここは「地力」「近走レベル」「東京マイルで再現性が高い競馬」が揃う3頭。
1) ウォーターリヒト
昨年の東京新聞杯勝ち馬で、直近でもマイルCS3着などマイルG1級での実績が並びます。さらに競馬ラボの出馬表でも、過去に東京新聞杯1着の履歴が明確で、舞台適性の裏付けが強い“軸候補”です。
2) ブエナオンダ
直近で京都金杯1着→ここに臨むローテで勢いがあり、東京マイルでもキャピタルS3着など一定の裏付け。勝ち切るイメージを作りやすいタイプで、人気になっても評価が落ちにくい存在です。
3) オフトレイル
マイルCS4着が示すように、相手が強い舞台でも崩れにくいのが魅力。加えて、上がりの質が高い競馬をしやすく、東京マイルで「届く形」にハマったときの破壊力がある。斤量59kgでも能力で押し切るシーンを想定できます。
人気薄になりそうな3頭
「年齢」「近走着順」「間隔」などで嫌われやすいが、条件が噛み合うと一気に怖い3頭。
1) サクラトゥジュール
年齢だけで軽視されがちですが、2024年の東京新聞杯を勝っている“このレースの当たり血統&舞台実績”の持ち主。長い休み明けの懸念はある一方、同コースでの再現性はメンバー屈指です。
2) エンペラーズソード
重賞組に比べて格で人気が落ちやすいタイプ。ただし東京芝1600の条件戦で逃げて勝ち切るなど、東京マイルで“形を作れる”のが強み。東京新聞杯は極端な決め手勝負だけにならない年もあり、前残りの相手として面白い存在です。
3) ミッキーゴージャス
近走は1400mの阪神Cで着順を落としていますが、東京芝1600のキャピタルSで勝ち星があり、舞台が替わって評価が一変する可能性があるタイプ。距離が戻る今回は“巻き返しの余地”が残ります。
東京の同コース(東京芝1600m)で好成績の3頭
「まず東京マイルで買えるか?」を最優先にすると、ここはかなり明快です。
-
ウォーターリヒト:東京新聞杯1着の実績(同レース=同コース)
-
サクラトゥジュール:東京新聞杯(2024年)1着の実績
-
ミッキーゴージャス:キャピタルS(東京芝1600)1着の実績
血統(種牡馬)から好走期待3頭
ここは「東京マイルに合いやすい=スピード持続」「瞬発力だけでなく長く脚を使える」という、東京新聞杯の要求に寄せて選びます。
1) ブエナオンダ(父:リオンディーズ)
リオンディーズ産駒は、マイル~中距離で“ギアを上げてからの持続”を得意とするタイプが出やすい印象。京都金杯を勝って勢いもあり、東京マイルの持続戦に寄せられるのは強みです。
2) ウンブライル(父:ロードカナロア)
ロードカナロアは高速マイル適性の代表格で、東京の長い直線で“もうひと伸び”を作りやすい血統。差し・追い込みでも位置を取りに行けるなら、持続力勝負の東京新聞杯でハマりやすいです。
3) シャンパンカラー(父:ドゥラメンテ)
ドゥラメンテ産駒は、地力と持続性能で直線の長い東京コースに強いタイプが出やすい。富士S・安田記念など東京マイルの経験値も材料で、展開が噛み合えば上位進出のシーンがあります。
まとめ:東京新聞杯は「同コース実績」+「持続力血統」で馬券が締まる
東京新聞杯は“東京=瞬発力”と単純化すると、上がり最速が勝ち切れない年もあり、取りこぼしが起きやすいレースです。
データ的にも持続力が重要という整理があるため、まずは東京芝1600の実績(ウォーターリヒト/サクラトゥジュール/ミッキーゴージャス)を土台に置き、血統面で「持続力マイル」に合う馬(ブエナオンダ/ウンブライル/シャンパンカラー)を組み合わせると、買い目が作りやすくなります。