2023年06月30日 10時33分 Gigazine 掲載
人工甘味料「アスパルテーム」はカロリーオフをアピールする清涼飲料水や菓子など多くの食品に使われています。そんなアスパルテームについて、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が発がん性物質への分類を検討していることが報じられました。
Exclusive: WHO's cancer research agency to say aspartame sweetener a possible carcinogen -sources | Reuters
https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/whos-cancer-research-agency-say-aspartame-sweetener-possible-carcinogen-sources-2023-06-29/国際がん研究機関(IARC)の概要とIARC発がん性分類について:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/iarc.htmlIARCは多様な物質や作用因子を対象に「発がん性に関する証拠の強さ」を評価して「グループ1:ヒトに対して発がん性がある(Carcinogenic to humans)」「グループ2A:ヒトに対しておそらく発がん性がある(Probably carcinogenic to humans)」「グループ2B:ヒトに対して発がん性がある可能性がある(Possibly carcinogenic to humans)」「グループ3:ヒトに対する発がん性について分類できない(Not classifiable as to its carcinogenicity to humans)」の4グループに分類しています。ロイターの報道によると、IARCはアスパルテームを2023年7月中に「グループ2B:ヒトに対して発がん性がある可能性がある」へ分類する予定とのこと。
2022年には「人工甘味料、特にアスパルテームとアセスルファムKを大量に摂取した被験者は、摂取していない被験者よりがんのリスクが高い」「アスパルテームは乳がんと肥満関連がんとの関係が有意に示された」とする研究結果も報告されており、今回の分類検討はアスパルテームに関する多様な研究の結果と見られます。
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WHOが人工甘味料「アスパルテーム」を発がん性物質に分類しようとしている - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230630-who-cancer-aspartame-sweetener/
アスパルテームは、多くの食品に使われているもので WHOが、「グループ2B:ヒトに対して発がん性がある可能性がある」と決まったら 大きな混乱が生じる可能性はある。
とその前にWHOに圧力がかかる可能性もあるだろう。
あるいは、アスパルテームに変わる何かが出てくる前兆なのだろうか?
新型コロナの対応をみればわかったと思いますが、国際機関が必ずしも正しい動きとは限らないし、利権があると考えた方が良い。
簡単に言えば忖度
一生懸命頑張っている人の裏でカネを集めているというのが正解だろう。
(個人的な考えです)
決着はまだ先ですが、経過を注目が必要です。
新しい展開があったら ご報告する機会があると思います。