我々はバスを降りて賑やかな商店街?を歩き出す。
もう夕刻である。
たくさんの人が買い物に来ているのであるのか かなりにぎわっている。
路地をのぞく
「ここはインド人街です」
気持ちカレーの香りがするのは気のせいか?
美味しそうな香りが食欲を刺激する。
「こっちは中国人街です」
店先に美味しそうな焼き鳥?が並べられている。
「た 食べたい」
と思ったがもうすぐ夕食なので我慢我慢
狭い路地に平気で入ってくるトラックセインさんとはぐれないようにしながら好奇心の虫が騒ぐ
「これ もしかしたらドリアン?」
路地に並べられた トゲのある大きな果物?
「ドリアンはもう少ししたら出てきます。 そうしたらこのあたりは匂いでいっぱいになります。 私はドリアンが好きです」
ドリアンの山に囲まれたらどんな匂いがするのだろう ちょっと体験してみたい
「このあたりはミャンマーの秋葉原です」
秋葉原 ミャンマーにもあるらしいです。
色とりどりの電球が綺麗である。
流石に今の秋葉原のようにパソコンは発見できなかった。
待合場所にバスがいなかった。
セインさんと我々は歩道橋にのぼり バスを探す。
遠くに夕日が沈む 真っ赤な太陽と黄色い空 この美しい情景を私は忘れないだろう。
バスを見つけ 乗り込んだ。
夕暮れのヤンゴンをバスはレストランに向かう。
帰りを急ぐ人々が自転車、バスには人があふれている。 どこの国にもある
日常がそこにはあった。
「どこが軍事政権なんだろう?」
日本のニュースで流れる「軍事政権」と言う怖いイメージなどまったく感じられない。
忙しい日常がそこに見られるだけである。
夕食はホテルのそばの中華レストランになった。
インヤー湖に浮かぶようなレストランに入った。
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【ミャンマーの休日】 その40 セインさん
今度のレストランは豪華であった。(マンダレーにくらべてですが) 通された部屋は円卓を囲んだ個室である。 制服を着た給仕の人が3人ぐらいつきっきり 落ち着かないなぁ! 個室は湖に面していて遠くに金色に輝 ...
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※この旅行記は、1998年に書かれたものです。
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