船は、さらに先に進みます。
スポンサーリンク
目次
決して写真を撮ってはいけない
「カメラでこの先は撮らないようにして下さい。」
ラジャーン氏が強めの声で注意
「この先で火葬をしているので、写真を撮るとトラブルが起こります。ヒンズー教では、死んだら何も残さない’と言う教えがあります」
船が向かう先に煙が見えました。
ガートの上には大量の丸太があって何人か人が集まっているようです。
「ここは、少し身分の高い人の火葬場です。」
死が身近にあった。
ドジョウを流すと幸せになる
すると後ろから
「ゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝ」
何語か判別できない言葉が聞こえてきました。
「ドジョウ ながすと しあわせになれます」
いきなり不思議な日本語が聞こえてきた。
子供が操作する船が接岸してきました。
気味が悪いのでここは相手をしないで無視!
ちらりと見ると小さい器に土壌が3匹ほど泳いでいる。
「これをどうするの?」
あ!やっと意味がわかった.
- ドジョウが入っている器を購入
- 購入した器のドジョウをガンジス川に流す。
- ドジョウの命を救ったということで功徳を積む
- 功徳を積んだのでしあわせになる。
- ドジョウ売りの子どもたちがドジョウを捕まえる。
- 観光客に売る。
⇒ 1に戻る。
なるほどそういうことか!
おおお なんという
循環世界!
輪廻転生!
ドジョウで学ぶ死生観
でも子どもたちは、元手なしに商売しているわけです。
物売りたちの歓迎
船が火葬場に近づき、下船
「これから細い道を通ってバスに向かいます。迷子にならないでください」
とラジャーン氏。
「物売り」の歓迎を受けて船から下りました。
坂道を登ります。
道には、牛糞、よく分からない物体が転がっており足を滑らせそうだ。
我々のすぐ横では、遺体を焼いているらしく煙があがっています。
不思議と匂いはしません。
ラジャーン氏の後をついてツアー一行は、細い路地に入り込みます。
物売りが1人に1人ついて、ついてきました。。
「コンドルが飛んで行く」を吹きながら「笛売りのおやじ」
綺麗な色の絵の具のパレットのようなものを売っている「お兄さん」
装身具
絵葉書
なんだかよくわからない不思議なもの
やっとすれ違えるほどの狭い道を、しつこく売りにきます。
「もう!いらない!」と大声を出してもまったく引き下がる様子がありません。
細い路地の両側は
不気味な建物が建っている
昼でも暗く
湿っていて
牛がいて
子供が飛びだしてきて
お店がいきなりあったり
お寺
道端で洗濯
生活と宗教と物売りと牛糞ととにかくよくわからない。
とにかくジメジメして薄暗いので、足元をよく見ていないと牛糞や「人」を踏ん付け
てしまいそうです。
軍が警備する寺院
少し広い場所に出ました。
そこにいたのは、ライフルを持った軍人さん。
「ここにみえるのがイスラムの寺院。もともとみなさんの左手に見える黄金寺があったのですが、イスラムの進行によって元の場所にはモスクが建ってい
ます。後から黄金寺を建てました」
ラジャーン氏が「黄金寺」と呼んでいるヒンズーのお寺は、木に隠れてあまりよく見えませんでしたが、我々を取り囲んでいる兵士はよく見えました。
どうもかなり「ヤバイところらしい」
「彼らは、紛争を避けるためにここにいます」
我々の様子を知ってか知らないかはわかりませんが、ラジャーン氏の説明がありました。
写真を撮ってさらに先に進みます。
金属探知器のゲートを潜って、また狭い路地に入ります。
牛が道を塞ぐ
新鮮な野菜や果物が売っていたり、17インチのディスプレイぐらいの神様などが見えます。
魔境を通り過ぎて広い道路にでました。
すっかり明るくなったインドの空は、とっても綺麗だった。
バスに向かう途中、リキシャや乞食に声を掛けられました。
我々の横を台車に乗った2人組(恐くてよく見ることができなかったのですが、どうやら足が悪いらしい1人を乗せた台車をもう1人が押している)が、大声でなにかしゃべりながらついてきます。
「バクシーシ バクシーシ バクシーシ バクシーシ」
これは、本当に恐かった。
バスに乗り込むまでの間、ずっと追いかけられました。
頭が、混乱してぐるぐる回っています。
そんなカオスな客を乗せてバスは、ホテルに向かいます。
-
【インドからミルクティ】 17杯目 アショーカ王(梵: अशोकः)と宗教でも救えない現実
ホテルに戻って朝食。 バイキング形式でのでの食事は、とてもおいしかった。 食事の後、昨日購入した品物をシルクの工場からの配達されるのをまっていた。 ほぼ時間通りにやってきたシルク製品は、自然な光を受け ...
続きを見る
スポンサーリンク