バスから降りて少し歩く
やがて 代々木体育館のような巨大な建築物が見えてきた。
グアダルーペ女神様
「みなさん 代々木の体育館だと思ったでしょ」
「宮下さんナイス」
と言いたくなるほど受けた。
「どちらが先かは知りませんがメキシコ人の有名な建築家がつくったものです」
「さて 先程バスの中で説明しましたが」(バスでの説明をぬかしてしまった 反省)
このグアダルーペ女神様があのなかに祀られてあります」
グアダルーペ女神の奇跡伝説
この近くの街の丘の上 スペインの侵略から10年ほど経ったころその事件は起こった。
1531年12月9日 テペヤックと呼ばれるその丘の上で先住民「ファン・
ディエゴの前に褐色の肌の色の聖母が出現 「私は神の子の母である司祭のもとに行き、この地に教会を建てなさい と伝えなさい」
と伝える。
ディエゴはすぐに司祭のもとに行き、自分の体験を話したが司祭はまったく信じなかった。
落ち込んだディエゴが再び丘の上に行くと 再び聖母が出現 証拠の品としてバラの花を与える(バラは12月には咲かない)
ディエゴは自分のマントにバラの花を包み再び司祭のもとに向かう
彼がマントを司祭の前で広げると金色に輝く光に包まれた褐色の女神が浮かび上がった。
驚いた司祭は、
「おぉ この新大陸にも聖母が出現したか」
と感激し聖母を祀った教会をつくった」と言う話です。このはなしにはオマケがついています。
なんと このマントは竜舌蘭の繊維で作られていて普通は100年でボロボロになってしまうはず
しかし、まったく色も落ちていないそうである。
さらに 聖母の瞳には、司祭や何人かの姿が映っているそうである。
「グアダルーペ女神様の悪口をいったら生きてメキシコから出られない」
という話もあるくらいメキシコ人の拠り所になっているそうである。
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【グラシアス・メキシコ】 29 グアダルーペ女神様に会いたい
駐車場でトイレ休憩をしていたら 女神様の絵や人形などを売りに来ます。 アスファルトを引きずっている氷 大きな氷をアスファルトの上を引きずっているのを目撃 しかも氷が黄色い 「あの氷 食べるのかなぁ」 ...
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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