中学校3年生の時に『スター誕生!』のオーディション
しかし決勝大会では、誰も彼女を指名する事務所はなかった。
しかし、その18年後、ミュージカルスターとして栄光の道を歩くことになった。
今回の「水曜日の歌姫」は、本田美奈子です。
目次
アイドル時代
スター誕生の決勝大会で挫折、しかし、彼女の才能をしっかりと見ていた人がいた。
高校2年生の1984年(昭和59年)9月に第8回長崎歌謡祭に本名で出場し、「夢少女」(作詞:深田尚美、作曲:安格斯)という楽曲を歌ってグランプリを受賞しプロへの道へと進む
1985年(昭和60年)4月20日に東芝EMIから「殺意のバカンス」でアイドル歌手としてデビュー
1986年(昭和61年)2月5日に「1986年のマリリン」をリリース
1986年のマリリン
作詞:秋元康
作曲:筒美京平
編曲:新川博
この曲は、アイドル時代の代表曲となった。
- 週間3位(オリコン)
- 1986年度年間32位(オリコン)[1]
- 2位(ザ・ベストテン)
- 1986年度上半期9位(ザ・ベストテン)
- 1986年度年間19位(ザ・ベストテン)
しかし、その後は、さほどヒット曲はなかった。
1988年(昭和63年)に女性だけのメンバーによるロックバンド MINAKO with WILD CATS を結成したが、翌1989年(平成元年)秋に解散
本田美奈子の代表曲は、「1986年のマリリン」には、違いないが、彼女の本当の凄さは、この後にやってくる。
ミス・サイゴン
1990年(平成2年)本田美奈子は、ミュージカル『ミス・サイゴン』のオーディションを受けた。
応募者は、約1万5000人 そしてヒロインのキム役に選ばれた。
これは、話題作りものではなくガチのオーデションだったらしい。
アイドルが、ミュージカル???
という話もあったが、ミュージカルスター本田美奈子は、本物であることが証明される。
1992年(平成4年)5月5日『ミス・サイゴン』日本初演
一年半のロングランとなり 歌唱力、演技力を高く評価され、992年度第30回ゴールデン・アロー賞演劇新人賞受賞
Miss Saigon"I'd give my life for you" - Minako Honda
邦題は、「命をあげるよ」です。
オーケストラをバックに歌は、とても素晴らしい。
ぜひ聞いてほしい。
その後もミュージカルへの出演が続く
- ミス・サイゴン (東宝・帝国劇場、1992年 - 1993年) - キム 役
- 屋根の上のバイオリン弾き (1994年、1998年) - ホーデル 役
- 王様と私 (青山劇場・帝国劇場)(1996年、1999年、2000年、2002年) - タプチム 役
- レ・ミゼラブル (東宝・帝国劇場、劇場・飛天、中日劇場、1997年 - 2001年) - エポニーヌ 役
- ひめゆり (ミュージカル座、2002年、2004年) - キミ 役
- 十二夜 (帝国劇場、2003年) - ねこ 役
- クラウディア (日生劇場・大阪フェスティバルホール他、2004年) - クラウディア 役
オン・マイ・オウン 本田美奈子 レ・ミゼラブル ミュージカル On My Own Les Mi
クロスオーバーシンガー
ミュージカルとともにシンガーとして多彩な才能を発揮する。
ちょっと変わったところで
The Star-Spangled Banner~君が代
日米野球のときだと思います。
どこかの下手くそな歌手とはわけが違う。
アメイジング・グレイス
伴奏はピアノだけ 彼女の歌をじっくり聞くことができます。
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少し変わったところで 演歌も歌っています。
北の宿から
少し変わったデュエット曲
本田美奈子 × 中川晃教/A Whole New World
クラシックも歌います
アヴェ・マリア AVE MARIA
クラシックから演歌、ポップス そしてミュージカルとクロスオーバーシンガーとして活躍の場が広がる。
あなたのキスを数えましょう
細い体から、これほどの声が出るのか・・・と驚きます。
「私は歌と結婚したから今生では結婚できないの」
と語っていたとも言う。
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病魔が彼女を襲う
2004年(平成16年)末頃から風邪に似た症状や微熱が続き、急性骨髄性白血病としんだんされる診断される。
化学療法などを行い、入退院を繰り返したが、2005年11月6日午前4時38分、家族に看取られながら息を引き取った。38歳であった。
シンガーとしてもっと多くの人に歌を聞かせたかっただろう。
本田美奈子の代表曲は、「1986年のマリリン」には、違いないけど、彼女の歌をもっと多くの人に聞いてほしい。
ブログの最後の曲は、
つばさ
じっくり聞いてほしいと思っています。
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本田美奈子の曲は、YouTube Music で聴くことができます。