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私小説

「新宿の恋」第13話「嫉妬」

2026年7月17日

連載小説「新宿の恋」第13話「嫉妬」

この物語は、自分が20歳のとき、父親の死によって学費を捻出するために新宿のバーでバイトしたときから始まります。 バーで出会った謎の女性レイコをきっかけに、多くの女性と関わることで大人へと成長していく――。

実際にあった出来事に、多少の演出と濃厚なエロチックな要素を加味した、半分ドキュメンタリー、半分フィクションの奇妙な物語です。 最後までお楽しみください。


浴衣に包まれた柔らかな午後。

どれぐらい寝ていたのだろう。

レイコと抱き合い、彼女の口内に発射したあと、私は静かに眠りに落ちていた。

目が覚めると、柔らかい掛け物で体が覆われていた。 レイコは真っ白な肌襦袢だけの姿で、私の横に座り、優しく自分を眺めている。

「目が覚めた?」

やさしい視線に、母親のような暖かさを感じた。

「ゆっくり眠れたよ。レイコさんのおかげだ」

「ところで、今何時?」

障子の外で日が傾いているのがわかった。

「午後4時よ。お店には行くの?」

レイコが少し寂しそうに呟く。

「遅くても夜の7時には店に入って準備しないと。マスター一人じゃ大変なんだ」

「そう……。お風呂が沸いているから、入ってさっぱりしてからお店に行きなさい。私が送っていくわ」

彼女は私をお風呂場に案内した。 木の桶のような風呂は、子供の頃に農家で入っていたものと似ていて、どこか懐かしい。

身体を石けんで洗い、湯に浸かっていると、レイコが声をかけてきた。

「下着、洗っておくね。替えはないけど、さらしがあるから我慢して」

風呂から上がると、真新しいさらしが置いてあった。 どうしようか迷っていると、レイコさんが微笑みながら近づいてきた。

「私って、タツヤが来るってわかってたのに、下着とか用意しておけばよかった……ダメな女ね」

そう言いながら、彼女は器用にさらしをふんどしのように巻いてくれた。

「今日はこれで我慢してね」

身支度を終えると、カナリアイエローのルノーで店まで送ってくれた。

「お店が終わったら連絡して。迎えに来るから」

レイコはそう言って、微笑みながら去っていった。


バイト明け。

土曜日のバーは予想通り大忙しだった。 夜9時のオープンと同時に満員になり、山手線最終まで一見さんが押し寄せる。終電が過ぎると、風俗嬢やおねぇさんたちが疲れた体を休めにやって来て、酒をあおり、夜明け近くに店を去る。

日曜日は比較的落ち着いていた。マスターが先に帰り、私が後片付けと掃除を終えて店を出たのは8時頃だった。 近くの公衆電話からレイコさんの家に電話をかけると、嬉しそうな声が返ってきた。

「新宿のロータリーで待っていて」

待ち合わせ場所に着くと、遠くから聞き覚えのあるエンジン音が響いた。 カナリアイエローのルノーが滑り込んでくる。

「お仕事お疲れさま。早く乗って」

レイコは真っ白なTシャツに白いショートパンツ、サングラスという軽やかな格好で運転していた。

そのまま彼女の家へ。 最初に風呂に入れと言われ、木の風呂桶でのんびり朝風呂に浸かっていると、レイコが裸で入ってきた。

「一緒に入っていい?」

湯を浴びて風呂桶の中に入り、私の両足の間に尻を滑り込ませる。後ろから抱きかかえるような体勢になった途端、股間が即座に反応した。

「お尻にあたるわ……」

レイコはくすりと笑い、彼女の割れ目に私の先端をあてがうようにこすりつけてくる。

「レイコさん、だめ……したくなっちゃうよ」

「あとでね」

彼女は艶やかに笑って湯船から上がり、去っていった。

後を追って脱衣所に出ると、真新しい浴衣が用意されていた。 着替えて部屋に戻ると、焼魚、胡瓜の浅漬け、納豆、大根の味噌汁が並んだ朝ご飯が待っていた。

「旅館の朝ご飯みたいですね」

「私が作ったの。しっかり食べて」

レイコも浴衣姿で、ちゃぶ台を挟んで向かい合う。 夫婦のような朝のひとときに、彼女は少し照れながら笑った。

「まるで夫婦みたいですね」

「ちょっと、年上女をからかうものじゃないわよ」

朝食後、急に睡魔が襲ってきた。 お茶をすすりながらウトウトしていると、レイコが優しく言った。

「お布団敷いてあるから、ゆっくり休んで」

和室のふすまを開けると、奥に一組の布団が敷かれていた。


昼下がりの抱擁

レイコの自宅和室で、昼下がりの柔らかな光が障子を透かして畳に落ちていた。

私は夜通しのバイトを終え、彼女が迎えに来てくれたおかげで風呂に入り、浴衣に着替えて横になっていたものの、睡魔が容赦なく体を包み込んでいた。20歳の体は正直に疲れを訴え、意識がぼんやりと溶けていく。

「タツヤ……もう休んでいいわ。でも、私がそばにいてあげる」

レイコの甘い声が耳に届いた。細身の令嬢らしい優雅な動きで私の上に身を寄せ、浴衣の前をはだけながら抱きついてくる。温かな体温と、ほのかに甘い香りが私を包んだ。睡りの中でも私の体は素直に反応し、彼女の吐息を感じて微かに硬くなった。

レイコは優しく首筋に唇を這わせ、胸から腹へ。そして浴衣の裾を捲り上げた。細い指が私の肉棒をそっと包み込み、温かな手のひらでゆっくり扱き始める。

「ん……ふふ、こんなに熱くて硬くなってる……可愛いわ」

慈しむような声とともに、柔らかな唇が先端に触れた。ちゅっと優しく吸い付き、舌先で尿道口をくすぐるように舐め回す。ぬるぬるとした温かい感触が睡気の中の私をじわじわと刺激した。レイコは焦らず、時間をかけて根元まで咥え込み、喉の奥で窄ませながらゆっくり頭を上下させる。時折、舌を絡めて裏筋を丁寧に舐め上げ、唾液をたっぷり絡めて卑猥な水音を立てる。長いフェラチオは、私の疲れをすべて吸い取ろうとするかのようだった。細い指が玉袋を優しく揉み、唇が根元を締め付ける。夢うつつの中で私は低く呻き、腰が自然と浮き上がった。

「レイコさん……」

ようやく目を開けると、彼女の美しい顔が私の股間に埋もれ、上目遣いに私を見つめていた。その瞳にはただの欲望ではなく、深い慈しみと想いが宿っていた。

「しっ……動かないで。今日は私がしてあげる。あなたは疲れているんだもの」

レイコは体を起こし、浴衣を肩から滑り落とした。細身の成熟した裸体が陽光に照らされ、私の目を奪う。彼女は跨がり、女性上位で自ら腰を沈めた。熱く濡れた秘部が私のものを優しく飲み込み、きつく締め付ける。

「あっ……タツヤの、熱い……奥まで来てる……」

レイコは自ら激しく腰を振り、快感を貪り始めた。私は下からその姿を見上げ、細い腰に手を添えるだけだった。彼女の内壁が波打つように私を刺激し、互いの吐息が重なる。

「レイコさん……コンドーム、付けなきゃ……」

私が弱々しく手を伸ばすと、彼女は優しくそれを制した。瞳を潤ませ、切なくせがむ。

「いらないわ……中にちょうだい。タツヤの、全部……私の中に注いで。心も、体も、繋がりたいの……」

その言葉に胸が熱くなり、私は素直に頷いた。レイコは動きを激しくし、女性上位から対面座位へ移行。唇を重ね、舌を深く絡め合いながら抱き合う。汗ばんだ肌が密着し、彼女の細い体が私の上で震えた。

やがて正常位へ。彼女の脚が私の腰に絡みつき、私は疲れた体で深く突き上げる。レイコの爪が背中に食い込み、甘い喘ぎが和室に響く。

限界が近づいた瞬間、快感が一気に爆発した。 玉の奥底から熱い精液が勢いよく噴き上がり、尿道を焼くような強烈な快感が背筋を駆け抜ける。ドクン、ドクンと激しく脈打つたびに、濃厚な白濁がレイコの最奥に叩きつけられ、彼女の内壁をびくびくと痙攣させた。射精の波は止まらず、根元から先端までが熱く疼き、大量の精液が溢れ出す感覚が全身を震わせる。生々しい快楽の奔流に、私は低く獣のような呻きを漏らしながら、彼女の中にすべてを注ぎ込んだ。

「ああっ……タツヤ、来てる……熱い……いっぱい……!」

レイコは私を抱きしめ、共に達した。和室に静かな余韻が広がり、彼女は私の頭を胸に抱き、優しく髪を撫でる。

「疲れたでしょう? でも……ありがとう。こんなに、心が満たされるなんて」

私は彼女の温もりに包まれ、深い充足感の中で再び睡魔に落ちていった。


嫉妬

どれぐらい眠っていたのだろうか?

目を開けるとレイコの姿はなく、障子が橙色に染まっている。夕方らしい。

ゆっくり起き上がり、障子を開けると、籐の椅子にレイコが座っていた。

「あら、起きた?」

彼女は立ち上がり、優しくキスをしてきた。

「ゆっくり寝られた?」

「はい。おかげさまで心も体もすっきりです」

「そう、それならよかった」

レイコは微笑んだ。

「今日はどうする? 日曜日だからお店は休みよね。このまま泊まっていってもいいのよ」

「だけど、そこまでレイコさんに甘えるわけにもいかないし……アパートに帰ります」

「そう……寂しいけど、またお店に行くわ」

彼女はもう一度キスをせがんだ。

帰り際、玄関で見送りに来たレイコがぽつりと言った。

「軽井沢で、タツヤが誰とも寝なかったって聞いて……嬉しかった」

「いい歳して、嫉妬かな……」

恥ずかしそうに笑うレイコを、思わず抱きしめて、もう一度深くキスをした。

夏の夕暮れのモヤモヤした空気の中、レイコへの想いが、ますます強くなっていくのを感じていた。


(第13話「嫉妬」 終わり)


次回、第14話「予感」へ続く――

新宿の夜はまだまだ熱く、レイコとの関係に新たな影が忍び寄ろうとしていた。 タツヤの心を揺さぶる、意外な女性の登場……。 続きをお楽しみに。

この連載「新宿の恋」を気に入っていただけましたら、ぜひ次話もお読みください。 あなたの応援が、次の濃厚な夜の物語を紡ぎ出します。 では、また新宿のネオンの中でお会いしましょう。

  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと過ぎたの「元金融系システム屋」です。 現在は、社内SEのアルバイト件システム構築やってます。 シンガー 森口博子とアーティスト 中村中の大ファン

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