雑居時代
このドラマを知っている人は、50歳後半より後の世代だと思います。
昭和のホームドラマのなかでも秀逸なドラマがアマゾンプライムビデオに登場しました。
今回の おうちで楽しむ週末映画は、雑居時代をご紹介いたします。
目次
ざっくりとあらすじ
雑居時代(ざっきょじだい)は、1973年10月~1974年3月に、日本テレビ系列で放送された全26話のホームドラマ(テレビ映画)。石立鉄男&ユニオン映画シリーズの第4作に当たり、第1作『おひかえあそばせ』のセルフリメイクになる。
このあたりは、ウィキペディアにお任せしよう
外交官・大場鉄也は、アフリカのケニンゴ(架空の国)へ赴任するにあたって、家屋を友人の栗山に格安で譲った。中年のサラリーマン・栗山は、男やもめで、子供は娘ばかり5人という、完全な女性上位の家庭。
そこに、大場の一人息子で、勘当されているカメラマンの十一が同居することに。仕方なく女5人との共同生活となる。姉妹は、無神経で口の悪い長女・春子、しっかりものの次女・夏代、男勝りの三女・秋枝、いまいち大人になりきれない四女・冬子、おませな末っ子の阿万里(あまり)。
阿万里は、十一になついているが、上の姉妹とは、何かともめごとが絶えない。特に夏代と十一は、顔を合わせるたびにいがみ合ってばかりだが、そんな中でいつしかお互いを意識するようになり…。
配役は、昭和のホームドラマの王様? 石立鉄男
相手役は、大原麗子 そして 天才子役 杉田かおる
大場十一/石立鉄男
栗山 信/大坂志郎
栗山夏代/大原麗子
栗山秋枝/川口晶
栗山冬子/山口いづみ
栗山阿万里/杉田かおる
稲葉勇作/川崎敬三
昭和ホームドラマの王様 カメラマンの大場十一(石立鉄男)と栗山夏代(大原麗子)が軸になって繰り広げられるホームドラマですが、後で出てきますが非常に複雑事情を持つ栗山家を中心に繰り広げられるホームコメディです。
大原麗子が最高にかわいい
なんと言っても 栗山夏代(大原麗子)がめちゃくちゃかわいい訳を演じている。
最終回 一つ前の回 「やっちゃった!?」のラストの夏代と十一(といち)のやりとりは、ホームドラマのなかでも最高の掛け合いでみているひとも「ああ よかった」と暖かい気持ちでエンディングを迎えることができる。
このドラマの魅力の大半は、夏代(大原麗子)の魅力と言っていいだろう。
杉田かおるは、天才子役
物語の全体にアクセントを加えるのが、栗山阿万里(杉田かおる)です。
小学生ですが、他の共演者の中でもひときわ輝く演技をしている。
表情、仕草、台詞 こんな子役は、なかなかいない
天才子役と言われて理由がこのドラマをみるとよくわかる。
前作
パパと呼ばないで(1972年・日本テレビ) - 橋本千春(チー坊) 役
このころは、かわいいだけでしたが、この雑居時代では、小悪魔的な小学生を演じている。
彼女の演技をみるだけでもこのドラマの価値がある。
雑居時代
「家族って血が繋がっていても雑居のようなもの」
夏代(大原麗子)の言葉がこのドラマを象徴している。
家族ってなんだろう? なんて堅苦しく考えることもなく
なんとなく家族でいることの大事さを教えてくれる
スマホもない時代 人と人のつながりは、今よりずっと強く、またはかないものだった。
その中でも家族の絆は、今よりずっと強く暖かい
人と人のふれあいも優しく描かれている。
こういうドラマは、人とのつながりが希薄になっている今の時代では、作られないし、はやらない
日本てこういう時代があったんだ という感じで若い人に見て欲しい
夏代(大原麗子)を見ているだけでも楽しいと思います。
アマゾンプライムビデオで公開中
雑居時代 このドラマの全26話が、アマゾンプライムビデオで楽しむことができます。
会員ならば無課金で見ることができるので ぜひ 一度 ご覧ください。
雑居時代 人と人とにふれあいが優しかった時代の神ドラマと推薦します。
まとめ
杉田かおるのデビュー作 パパと呼ばないでもアマゾンプライムビデオで公開されていますが、第二話までです。
石立鉄男のドラマが好きな自分は、
「気まぐれ天使」
「水もれ甲介」
も公開に期待したい。